2021年6月10日木曜日

新商品開発

 昨今主流の53判。

53判というのは1坪に約53枚使用する瓦の名称です。

お寺等でよく使用される粒入(京花)台付万十軒は、以前からラインナップしておりましたが、今回、一回り小さいサイズの「56判」の粒入台付万十軒を試作中です。


金型が完成し、試験焼きが終わったので、模擬屋根にて桟瓦との葺き合せのチェック!
おおむね良好で一安心。
微調整し、8月後半販売開始に向け、生産体制を整えていきます。


瓦の裏面。
台付、雀口、安定等、地域により名称は様々ですが、二カ所の三角形が雀等の小動物の侵入を防ぐ役割を果たします。
また、弊社オリジナルの「水切り機能」も付け、長年に渡り強風時の雨水の吹き込みを防ぎ、瓦の下の木材(瓦座)の腐食を防ぐ効果があります。

「いぶし瓦」で中々新しい形状の新商品開発は難しいですが、少しずつニーズにお応えするよう社内体制を整えたいと思います。



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