明日14日は「バレンタインデー」
約5万本の淡路黒松と白い砂浜と夕日が絶景の「慶野松原国立公園」内に「プロポーズ街道」という遊歩道があり、今まで制作された「プロポーズ瓦」が約1,000枚飾られています。
毎年、バレンタインデーの前日に、昨年度応募のあった作品を、淡路島観光協会、淡路瓦工業組合共催で「プロポーズ瓦コンテスト」を行っており、今日が審査会でした。
近畿圏を中心に、遠くは山口県、千葉県などから応募者があり、厳正な審査の下、3作品が優秀賞に選ばれました。平板瓦の新築工事が現在進行中です。
立春が過ぎたとは言え、まだまだ寒い中、現場で作業する職人さんには頭が下がります。
建築基準法の告示基準(昭和46年建設省告示第109号)の改正があり、令和4年1月1日から新築物件に対し「瓦屋根の緊結方法」が強化されました。
元々、「ガイドライン工法(強風対策)」で工事をしていましたので、施工方法に変化はないのですが、完了(中間)申請書に「工事管理報告書」の添付が義務付けられ、釘、ネジ等の仕様、緊結状況など部位ごとの写真を撮り、「品質管理記録」の提出をしなければなりません。
ひと手間かかりますが、工事内容の「見える化」により、安心して「粘土瓦」を使用していただければ!との思いで書類作成ガンバリマス。
立春は過ぎましたが、まだしばらく寒い日が続きますね。
夏になれば猛暑日が続いたり、近年の気候変動による影響で、ますます住環境の性能が問われる時代になりました。
ここ数年、「瓦の町津井」の春の風物詩として定着しているイベント「瓦とひなまつり」が、本来なら、明日(2月6日~4月2日)から開催予定でしたが、残念ながらオミクロン株の感染拡大の影響で、今年は中止となりました。
早く収束して、来年は例年通り開催されるよう祈っています。
淡路瓦は、淡路島で採れる粘土100%で作られています。
大自然の恵み。
淡路産粘土は、非常にキメが細かく肌がきれいのが特長ですが、恥ずかしながら、去年までキメの細かさの理由を知りませんでした。
その理由とは!
200~300万年前の太古の昔、淡路島は巨大な湖の底だったそうです。
長い年月をかけて湖底に堆積した粘土。
その湖が隆起して、現在の淡路島になったそうです。
だからキメが細かいのです。