2020年11月30日月曜日

簡略瓦

 昔から淡路島では、瓦と言えば丸瓦と平瓦を組み合わせた「本葺き瓦」の事を指します。



【本葺き瓦】


今日から「本葺き瓦」から「和形」への改修工事が本格的に開始しました。
※写真は着工前



和形のイメージ写真

瓦=本葺き瓦なので、和形も当然瓦ですが、一般的に「簡略瓦」と呼ばれています。
※かなり死語になりつつありますが、、。。

重さ、コスト等で淡路島でも民家に「本葺き瓦」を採用されることは激減していますが、淡路島の原風景と言えば「本葺き瓦の入母屋造り」
古き良き伝統を何とか残していきたいものです。


2020年11月27日金曜日

青緑(せいろく)色

高度経済成長期に一世を風靡した瓦(青緑色)

「あおみどり」ではなく「せいろく」って読みます。


まだまだ瓦は大丈夫ですが、建築当時の工法(土葺き)なので、耐震を考慮して現在の「ガイドライン工法」(引掛け桟、釘打ち)での改修工事の見積り依頼を受けました。

しっかりと見積書を作成したいと思います。

話は変わり、異業種の方に瓦を説明する機会が数カ月前にありました。
「いぶし瓦」と「陶器瓦(色瓦)」の違いを説明している時に、
「陶器瓦の名称(色名)って古臭いですね。青緑の瓦って綺麗じゃないですか!」
「海沿いなどの物件に、この青緑瓦の屋根があるととてもお洒落じゃないですか~!」
「ネーミングが悪いのですよ。例えば“カルフォルニアブルー”とかってどうですか?」
って、、。。
確かに、、、。。。

業界が長くなれば頭が固くなるので、異業種の方にアドバイスいただくのは必要ですよね。




2020年11月26日木曜日

津井地区広報誌「かわら版」

 瓦のまち南あわじ市津井。

津井地域づくり協議会が中心となり、毎月1回(21日刊行)広報誌の「かわら版」が津井地区の住民に配られます。

今月分に弊社の防滑材「クリアグリップ」が紹介されました。

(掲載ありがとうございます。)




今回は「西淡町のあゆみ」が大きく掲載されており、非常に懐かしく拝読しました。



私の母校の津井小学校、辰美中学校も掲載。
現在は辰美小学校、西淡中学校に統合され、津井小学校は解体され、現在跡地には介護施設が出来ています。また、辰美中学校の跡地利用は現在の所、未定のようで過疎化が猛スピードで進んでいるのは残念なことです。


もう一枚懐かしい写真が!
弊社の創業者「福原源八」
永年に渡り町会議員を務めていましたので、昭和58年に名誉町民表彰を授与した時の写真を掲載していただきました。
弊社の本葺き一体瓦「源八いらか」は、創業者の名前を付けているのですよ。

毎号、これだけのボリュームの記事を掲載するにあたり、編集者様たちのご努力は大変だと思います。
直近のイベントや、地区の歴史など、毎回掘り下げて取材され、頭の下がる思いで、毎号楽しみに拝読しています。
これからも末永く発刊お願いしますね(一ファンより)





2020年11月23日月曜日

船越工務店様完成見学会

 今日は、いつもお世話になっている地元の船越工務店様の完成見学会があり、お邪魔して来ました。


シンプルな中にもデザイン性のある外観。


いぶし瓦と焼杉の外壁がマッチしています。


久しぶりに持参したドローンで空撮!
もともとあった門長屋を取り壊し、新しく建ったお家。


母屋へと繋がる土間は「黒陶タイル」貼り。
シックな色調がいいですよね。



家の中も見学させていただきましたが自然素材がいっぱいのお洒落なデザイン。

詳しくは船越工務店様のwebsiteをチェックしてくださいね。
  ↓ ↓ ↓


2020年11月11日水曜日

入母屋屋根改修工事進行中

本葺き瓦から和形への改修工事ですが、天候も良く順調に進行中です。



この機会にしか出来ない垂木、破風板を新調したら、やはりいいですね。


【改修前】


瓦は施工後が当然いいですが、荷揚げ後、整然と並ぶ瓦も個人的には好きなんですよね。



軒瓦は母屋の本葺きと違和感がないように模様入りの「粒入万十」

もちろん、この軒瓦も特許取得済の「水切り機能付」なので、永年に渡り、強風時の雨水の巻き込みによる瓦座の腐食を防ぎます。

袖瓦は「中付キザミ袖」をチョイス。

職人さんが一枚ずつ丁寧に加工して取り付けていますので綺麗に仕上がっています。















2020年11月7日土曜日

弊社への進入路(トレーラー編)

 弊社へお越しいただく際、大型車なら事務所正面で問題ないのですが、トレーラーの場合、何度も積込みに来ているベテランドライバーでも少々苦労します。


通常の進入路は、湊交差点からだと県道31号線を北上し、右側に「昭和窯業」の看板があるところを左折します。
※グーグルマップの写真では乗用車が左折しているところを入ります。
しかし、この左折が難しいので、100mほど直進し、


左側のタイヤ屋さんの手前を左折してください。
※グーグルマップでは白いワンボックスカーが映っているところです。


地図で見るとこんな感じで、黄色のルートでお越しいただき、裏置場に前進で入ってください。




【裏置場】
お帰りはこのような感じでバックし、お帰り下さい。

では、来週もトラックが沢山積込みに来ていただけるよう頑張らなければ!




2020年11月6日金曜日

屋根Selection2020発売開始

 屋根業界新聞「日本屋根経済新聞社」様が3年おきに発行している「屋根Selection」

最新刊の2020年版が出来上がりました!


屋根材・副資材などの関連商品を38点掲載。


30年以上の歴史がある「屋根材のバイブル」



弊社も毎号掲載していただいています。

しかし、年々粘土瓦メーカーの掲載が減り寂しい限り、、。。

何とか粘土瓦メーカーの復権を業界全体で考えなければ、、!