先月の大屋根の撤去作業から始まった改修工事ですが、先日無事に瓦工事が完工しました。
昔の物件は、瓦の下に葺き土が大量にあり、土の撤去もそうですが、屋根裏に落ちた土の掃除が大変です。
先月の大屋根の撤去作業から始まった改修工事ですが、先日無事に瓦工事が完工しました。
庇部分の増築工事のご依頼があり、昨日無事に完成しました。
地場産業である「淡路瓦」のPRの一環として毎年行っている、地元西淡中学校の「卒業記念鬼瓦づくり体験」
今日は、淡路瓦工業組合のメンバーとして参加しました。
一時間目は、瓦の歴史、現在の状況、新しい取り組みなどを、出来るだけ中学生に理解できるように努めて話させていただきました。今日は、淡路島北部を震源とした巨大地震「阪神淡路大震災」から27年。
まずは、お亡くなりになられた6,434名の方々のご冥福をお祈り申し上げます。
当時私は転勤で大分市に在住しており、震度3の地震で目が覚めました。
テレビをつけると、「淡路島震源の大地震で甚大な被害」との第一報。
慌てて両親の住んでいた実家に電話したら、ほぼ被害がなく無事を確認してホッと一安心。
当時、携帯電話もあまり普及していなく、本社に電話しても不通で、会社の被害状況はなかなか分かりませんでした。
幸いなことに社員と関係する方に人的被害はありませんでした。
また、当時は24時間稼働のトンネル窯工場もありましたが、正月休み明けのメンテナンス時期で窯が稼働していなかったので、最悪な事態は回避できました。
当然、焼き物の瓦を製造していますので、在庫の被害は甚大でしたが、、。。
その後、一番被害が大きかったのが「瓦が重いから家が倒壊した!」との報道。
ライフスタイルの変化もありますが、風評被害のせいで年々瓦の生産量、販売量は減っております。
瓦業界として打開策を講じるため、地震、台風に強い施工方法「ガイドライン工法」の確立、数値を裏付けるための
製造部も、休暇明けにしかできない設備のメンテナンスが終わり、瓦づくりがスタートしました。
弊社工事部も営業部と同じく7日から始動しています。
新年の営業開始は7日からでしたが、ブログの投稿は今回が2022年最初となりました。
今日は早朝より、弊社社長が毎年恒例の「西宮神社」の十日戎に行き、商売繁盛を祈願し「福笹」「熊手」を購入し、早速事務所の神棚に飾りました。
「商売繁盛で笹もってこい!」
粘土瓦(特に和瓦)の需要は年々減少が続いておりますが、blog、Facebook、Instagram、Twitter等のSNSを通して、エンドユーザー様に「瓦の良さ」を少しでもお届けできるように発信していきますので、今年も何卒宜しくお願い申し上げます。