以前、足場屋さん数人と会話させていただいた時、「和瓦の場合どこを歩きますか?」と質問すれば、
全員の答えが丸印の桟山部分。
これは間違いで、矢印部分「谷」を歩かなければいけません。
何故丸印部分を歩くのか聞くと、瓦の低い部分「谷」を踏めば割れてしまうと思うそうです。
瓦は高温で焼き締めており、耐圧試験もクリアしているので、是非歩く場合は「谷」部分を歩いてください。
特に足場の設置は壁際に近く、瓦の差し替えが難しい場合が多いのです。
母屋のお隣は10年ほど前に施工させていただいた平板瓦の屋根。
瓦差し替え終了後点検しましたが、全く問題なし!
新生屋根材だとあと数年でメンテナンス(塗装)時期。
粘土瓦であれば、まだまだ(数十年)メンテナンスフリーで大丈夫!
初期コストは高くつきますが、ランニングコストで比較すれば、一番リーズナブルなのは「粘土瓦」なのですよ。