先月、蔵改修工事に採用されました。
外壁もリニューアルされ、正しく生まれ変わりました。
※着工前の写真が行方不明になってしましましたが、、、(泣)
黒いぶしの特長は、何と言ってもシックな色合い。
通常の「いぶし瓦」と比較したら一目瞭然。
淡路瓦の粘土の耐火度の限界まで上げて焼き締めることにより、硬質な表面になり、吸水率も下がり、傷もほぼ付かない優れもの。
良い面ばかりではなく、高温焼成のため製品の寸法誤差、ネジレ等は通常の瓦より多いため、屋根工事店さんにはご迷惑をかけると思いますが、、、。
その辺は熟練した技能士様、宜しくお願い申し上げます。
寒冷地にも対応し、マットな色調は伝統建築物群保存地区は勿論の事、シンプルモダンな物件にもいかがでしょうか?
さて、本日はネット等でも記事が溢れている「平成最後の日」。
昭和36年創業の弊社の社名は「昭和窯業株式会社」
明日からは「令和元年」となりますが、次回の新元号また、その次へ!
瓦業界は逆風ですが、淡路島の地場産業「瓦製造」を絶やすことのないように精進し、時代が変わるのを機に改めて初心に帰り、ものづくりに励みたいと思います。