2016年11月29日火曜日

新築工事進行中

先日上棟した物件ですが、順調に進行中です。



「安定駒」と呼ばれる突起部分が、しっかり桟木にフィットし、瓦のがたづきを防止します。


黒の化粧ハフが「いぶし瓦」の色とマッチし、とてもいい感じです。


今回の袖瓦は「流美袖」を採用!

重なり部分がなだらかになっていて、とてもスッキリした感じに収まる一押しの袖瓦です。


母屋との取り合い部分の谷は今回の見せ場!

袖瓦と連結する万十軒は、綺麗にカット!ちょっとしたこだわりです。


もちろん、桟瓦は一枚ずつステンレス製釘で留め付けています。

最近めっきり寒くなりましたが、例年より早く全国的にインフルエンザがはやり始めていますので、皆様も体調管理にくれぐれもお気を付けください。


2016年11月26日土曜日

総合カタログリニューアル

先日来より、リニューアル作業を行っていた弊社の総合カタログが出来上がりました。


表紙は、引き続き真っ白。

一部では汚れる!って不評ですが、瓦屋さんらしくない感じを出したいので、ここは譲れません(笑)


今回のメインの物件は「南あわじ市役所」


本葺き一体型「源八いらか」のコーナーでは、香川県の藤川ルーフ工業様のご自宅に採用していただいた写真をど~~~んっと。



今回は、お施主様向けに「軒」「袖」「棟」などの部位別施工例を充実させました。

順次担当者がお得意様にお配りいたしますので、少々お待ちください。

また、HPから各種カタログのダウンロードが出来ますが、まだリニューアル分はアップ出来ていませんので、作業が完了すれば改めてご報告します。

しかし、施工物件の写真は難しいです。

天気、撮影の時間帯、アングルなどなど・・・。

弊社の瓦をご採用くださり、写真映えのする物件がございましたら随時募集中ですので、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。


2016年11月24日木曜日

瓦屋根こそ耐震性が高い!!

淡路瓦工業組合でユーザー様向けのパンフレットを作成しました。

その名はズバリ、「瓦屋根こそ耐震性が高い!」


地震大国日本で地震が来るたび「瓦屋根の家が倒壊しています!」などとメディアで連呼されます。


耐震性は壁の量や配置などのバランスこそが重要で、ほとんどの人が一生に一度の大きな買い物。

簡易な土台、細い柱、少ない耐力壁の安価な家を建てるのではなく、瓦を載せることのできる丈夫な家を建てていただきたいものです。

それで軽い屋根をチョイスされても致し方ありません。



裏面には、瓦の経済性、美観性、遮音性の説明。

一般的にローンを払い終わるまでの30年間。

化粧スレート等の屋根材の場合、洗浄塗装などのメンテナンス費が必要です。

しかし、瓦の場合基本的にメンテナンスフリー。

瓦以外の場合初期投資は抑えられますが、ランニングコストで比較すれば、断然瓦が安くなります。

また、遮音性に関しても、瓦の場合激しい雨の場合も全く気になりません。

金属系の屋根材の場合、雨音が響き、密集地の場合、隣家に迷惑をかける可能性があります。

粘土瓦業界には逆風が吹き荒れていますが、今一度、重いからダメ!だけではなく、トータルでご一考いただければ幸いです。

実際、瓦は重いです。でも良い面もいっぱいあるのですよ(^^)

2016年11月14日月曜日

カワラdeゴー③

昨日、瓦の町「津井」で「カワラdeゴー」っていうイベントがあり、最高の秋晴れの下行ってきました。



 メイン会場では、様々なステージイベントがあり、大勢の来場者で賑わっていました。





メインは、町歩きをしながら各所で瓦に描かれたスポットがあり、スマホをかざすと色んなキャラクターが出現!

残念ながら時間の関係ですべては制覇出来ませんでしたが、あちこちでスマホを片手にキャラクターを探す人を見かけました。


壁画のあるトンネルのサブ会場でも、様々な催し物が!


食欲の秋!

瓦の上で「イノブタ」を焼く淡路島の新定番「かわらや」さんも出展していたので、イノブタ丼をいただきました。



イノブタを食べたことのなかった家族は大喜び(^^)

あっという間に完食しました。


その後、引換券をいただき、ここは海外???と思うほどの絶景スポット「カリコビーチハウス」で、イノブタ丼を食べたにもかかわらず、カレーライスをいただきました。

もちろんあっという間に完食(笑)

生まれ故郷なのに、移動は車ばかりで歩くことは皆無だったので、久しぶりに町歩きをして、美味しい地元の食材をいただき、天気も最高で、よい休日となりました。

イベントを開催してくれた関係者の皆様、本当にお疲れ様でしたm(__)m

2016年11月12日土曜日

カワラdeゴー②

明日、瓦の特産地南あわじ市津井で、町歩きイベント「カワラdeゴーが開催されます。



町歩きをしながらスマートフォンアプリを使って、瓦をモチーフにしたキャラクターを探す疑似体験。

ゲットすれば様々な景品が用意されています。


サブ会場のトンネル付近では、フリマや各飲食店なと様々な催し物が盛りだくさん!

メイン会場の産業文化センターでは地元学校のダンス、吹奏楽、カワラダンスなどが予定されています。

駐車場は南あわじ市立辰美小学校。

天気も良さそうなので、明日は瓦の町「津井」であそばんか!!

詳しくは→津井ッター.com

2016年11月7日月曜日

便利グッズ

今日は現場での便利グッズのご紹介。



今日からスタートした某新築現場で、初めて使用しました。


便利グッズとはこれ!

フックが付いていて折りたためて、持ち運びも簡単!


フックを外せば、スプリングが内蔵されているので、ビヨーーーンと自立!

使用方法は、従来瓦を結束しているバンドや、レッテル(紙)を土のう袋に入れていたのですが、他の屋根工事店が似たようなものを使っていたので、欲しくて探していたらホームセンターで売っていたので即買い!



運搬中ゴミが散乱しないように瓦クズで重しをして楽々持ち帰り!

入れ口が広いので、ゴミをポイポイ入れられて職人さんにも大好評!

土のう袋も案外高いので、これで経費節減、ラクラク運搬、良い買い物をしました(^^)

やはり、色んな現場を見ることは大事ですね。

2016年11月4日金曜日

焼き直し

既存の瓦を焼き直しするため預かっていた瓦が焼きあがりました。



【焼き直し前】




【焼き直し後】

汚れ等を取り除き、何とか綺麗に焼きあがりました。

従来の風情を残したいとのことで、今回の焼き直しになりましたが、これが瓦の良いところ!

他の屋根材では決してできない技です。

スクラップビルドが当たり前になっている現在。

諸外国の素晴らしい景観は数百年継続して形成されています。

日本も「日本の原風景」をなくしたくないですよね。

正直手間のかかる仕事ですが、窯元としてこのような仕事に携われることは嬉しいことです。


2016年11月3日木曜日

文化の日

弊社は祝日も仕事なので、曜日の感覚があまりない営業部ミゾカミです(^_^;)

今日は秋晴れでしたが、北風が強く体感的には寒い一日でした。

そんな中、某新築現場がラストスパートなので、ちょっと現場へ。


最近は平板、洋瓦の場合、棟瓦の中に漆喰を使用せず、乾式ロールを使用しています。

材料代はアップしますが、現場配送の手軽さ、耐久性の向上、職人さんの労力軽減、これを貼ってしまえば仮に多少の雨が降っても作業完了できるメリット、屋根を汚さないなど、良いことづくめです。


当たり前ですが、ヘルメットはあご紐をしっかり締めて、秋晴れの下インカメ(笑)

さー早いもので今年もあと二カ月弱。

弊社は12月決算なのでラストスパートしなければ!!!!!!!!!!!!!!!!

2016年11月1日火曜日

ジャパンホームショー2016⑤

先日閉幕した「ジャパンホームショー2016」

折角東京に行ったので、一日だけプライベートで展示会終了後、東京を散策しました。



今何かと話題の豊洲市場。

内情はよく分かりませんが、凄い照明の数。

光熱費が莫大なのも納得。


隈研吾氏設計の歌舞伎座。

伝統芸能と伝統建築。やはり瓦に目が行きます(^^)


銀座コア


ペニンシュラ東京



 遠くから東京駅

眩いネオンであちこちキョロキョロ。完全にお上りさん状態(笑)


目的地は今年オープンした「星のや東京」



何と!ホテルのエントランスには、淡路瓦が採用されています。

黒っぽいところが「黒陶ボーダー瓦」で、白っぽいところは御影石だそうです。

瓦と異素材とのコラボ! 新しい可能性を感じますね。

東京のど真ん中に淡路瓦!

東京ビッグサイトから約7kmを歩いたけど、自分の目で見てみて感じるものがありよかったです!


最終目的地の赤坂

星のや東京から約3kmでしたが、流石に歩く元気がなく電車で移動(苦笑)

待ち人が一時間遅刻したので、歩いて移動しても良かったかな(笑)

大都会東京!行くたびに変化があり刺激も受けますが、住むのは田舎がいいですね(笑)