2016年4月30日土曜日

明日からGW休暇

長いところでは、昨日から最長10連休のGWがスタートしましたが、弊社では明日1日(日)~5日(木)まで本社事務所はお休みさせていただきます。

淡路島でも昨日から大勢の観光客の方々にお越しいただき、他府県ナンバーの車、バイク、自転車(ロードバイク)がたくさん走っています。

知らない方も多いと思いますが、兵庫県の車のナンバーは「神戸」「姫路」の二つのみ。
田舎の淡路島ですが、車のナンバーは都会的な「神戸」ナンバーなのです。
近隣の徳島県で走っている「神戸」ナンバーは、ほぼ淡路島民と思って間違いなし(笑)


今日は、「いぶしベビー」を売店で販売していただいている「休暇村 南淡路」さんに商品の補充に伺いました。
高台に立地しているので、福良湾が一望できる絶景が自慢の施設です。
勿論、地元の食材を使った料理も美味しいですよ(^^)

あっ!商品の案内を忘れていましたが、「いぶしベビー」とは、瓦(桟瓦)を製造する上で釘穴を開ける時に出る廃材を、いぶし瓦と同じように焼き上げた植え込み材です。

ご覧のように丸みを帯びた形で、素手で持っても怪我することなく、扱いはとても簡単。

【ポイント】

①置く場所を選びません
普通の鉢植えだと排水の受け皿が必要ですが、「いぶしベビー」は排水を要しないので、キッチン、お風呂場など置き場所を選びません。

②お手入れ簡単で経済的
水を入れるだけ。汚れてきたら洗って繰り返し使えるので経済的です。

③害虫の心配なし
土を使わないので、土壌からの害虫発生はほとんどありません。

④浄化作用があります
水槽底や金魚鉢などに入れると、浄化作用で水が汚れにくくなります。
これは、「いぶし瓦」には木炭と同様、無数の気泡があるためです。



水を入れるとご覧のように「いぶしベビー」は黒くなります。
乾いてきたら白くなりますので、そうなれば水を入れるサインです。

日々の暮らしに“ホッ”とできる癒しと安らぎを、瓦で取り入れてみてはいかがでしょうか?

それでは皆様、GWを安全に楽しく過ごしてくださいね~(^^)

2016年4月29日金曜日

秘密兵器登場!

昨年開庁した南あわじ市役所ですが、先日の1年点検で指摘を受けた箇所のメンテナンスに行ってきました。




数十枚、鉄サビが発生していたので指摘を受けました。


弊社の秘密兵器、鉄粉除去剤を噴霧すると、何ということでしょう~~~。


見る見るうちに鉄分が紫色に変わり、浮き出てきます。

あとは水洗いをして完了! とっても簡単です。

立ち会っていただいた設計士の先生も「こんなんあるんや~、凄いな~」と大絶賛。
少しポイントアップしました(^^)


除去剤の中身は、リスロン社の「鉄粉センサー」

本来、自動車工場のプロが使用しているものですが、瓦でもぜんぜん大丈夫!

企業秘密だったので、あまり公表したくなかったのですが(笑)

このような事例でお困りの方が多いかな?と思いアップしました!


                        ↑   ↑  ↑  ↑  ↑

驚きの効果は動画でご確認ください。

2016年4月28日木曜日

講演会

昨日は、とある勉強会でmissionBB代表 清水共子様の講演会を拝聴しました。



演題は「業績を伸ばすための発想の転換法」
~ベンツを日本一売ったカリスマショールームレディが語る~

今や女性がジョッキーをして人気の競馬界ですが、まったくの男性社会であった昔、競馬のリポーターをしていた清水さん。
馬主、調教師、ジョッキーにインタビューをしても、なかなか会話が弾まない時期が続いたそうです。

そこでどうしたのか?

まず、選手名鑑などで各出身地、年齢などをインプットし、相手との共通点を見出す。
例えば、札幌出身者だと「今度北海道に旅行するのですが、お勧めスポットは?」
また、相手が自分の親と同級生ならば「私の母親と同級生なんですね?」など、共通点を見出すことによって親近感が生まれる。

最近は、タバコを吸わない人が多いですが、当時は沢山の人が吸っていたので、相手が吸っている銘柄をリサーチし、一箱プレゼントする。
そうすれば、「この子、こんなところまで見ていてくれるのか?」となり、これまた親近感アップ。
でも、この方法は女性のみで、男性なら1カートンは必要?(笑)

誰でもそれぞれの「こだわり」があるので、そこを突かれると心がくすぐられますね。

後に、ターフの色が大好きで、いつも緑色の服を着ていた人に、誤発注した黄緑色のベンツを売った逸話があるそうです。

【後発有利の原則】

高級レストランでは、①美味しいけど高い ②高いけど美味しい
どう思いますか?
②は「美味しい」だけが残り、高いけど行きたい!となる(なるほど)
言い方ひとつで感じ方がこれだけ違います。

【引き算の話法】 【誉める】:【けなす】=2:1

誉めてばかりじゃ信用されない。

「肌が綺麗で、服装のセンスもよく、でもウエストがもう少し細ければ、旦那様が惚れ直しますよ~」
エステで良く使う魔法のルール。
欠点をさりげなく指摘し、一つけなすことにより、二つ誉めたことが真実となる。

【新しい技術】は次々追いかけても追いつけない。【普遍的な力】を武器に勝負する。

例えば、iPhone 今は6sでもすぐに7が発売される。
普遍的な力→現在の技能・技術にコミュニケーションをプラスして生き残らなければならない。

まだまだありましたが、いろいろ気づきがあり、あっという間に時間が過ぎ、気付けば、予定の80分を十数分オーバーするくらい熱弁を奮ってくれました。

この場をお借りし、主催者様、清水様、とても有意義な時間を過ごさせていただき、誠にありがとうございました。



2016年4月27日水曜日

改修工事 大屋根ほぼ終了

現在進行中の改修工事ですが、大屋根がほぼ終了しました。


大棟は、アオリのし2段+のし7段+付丸伏せ(鳥伏間使用)


予定より工事の進捗が早く、鳥伏間の製作が遅れ、隅棟は仮伏せして完成次第取付すれば大屋根は終了です。


下屋は天気が下り坂のため断念。
外の作業は天候には勝てません(>_<)


現場は田園が広がる地域。
やはり、このような風景には入母屋屋根が似合いますね(^^)

さて、夕方からは某銀行の講演会にピンチヒッターで参加。
どんな内容か楽しみです!

2016年4月26日火曜日

終業後の工場

初夏のような気温になった本日、屋根の上で作業をする職人さんには過酷な季節に突入しますが、工場で作業をする人たちも大変な季節になります。


瓦は焼き物なので、当然窯で焼きます。
最高温度1,000℃以上、焼成時間約21時間。
おのずと、工場の気温はどんどん上昇します。
真夏には、40℃越えは当たり前。
日々、黙々と作業をする従業員さんには頭が下がります。


本日の終業後の風景。
工場の二階で瓦をプレス後、乾燥し、ハンガーに瓦が載って窯のある一階まで下りてきます。
当たり前のことですが、作業終了後各自で掃除をし、気持ちの良い作業環境を整えてくれています。
あっ!私のデスクの上は作業環境が整っていないので、ブログアップ後整頓します(笑)


明日窯入れの「鳥伏間」
棟の両サイドに乗っている「ちょんまげ」みたいなやつです。


先日、取引先の人から電話があり「最近、体調悪いんですか~~?」
私「至って健康ですよ~。どうしたんですか~?」って聞くと、
「最近インカメ登場しないから、てっきり体調悪いのかと・・・。」って言われましたので、健康優良児のインカメ(笑)

このように、SNSを通して心配してくれるなんて!
その気持ちがとっても嬉しかったです。

さて、これから自分の作業環境を整えます!

2016年4月25日月曜日

働く車たち

瓦を各地にお届けするには輸送手段(トラック)が不可欠です。


トレーラー、大型車、4トン車、3トン車などなど。

何度もご紹介していますが、いつもお世話になっている「マルショウ運輸様」は、国産車以外に、ベンツ、ボルボ、スカニア製のトラックを所有しています。


個人的には、このシルバーのベンツがお気に入り!
ドライバーのT君が軽やかにバックするテクニックには、いつも惚れ惚れします。


UD製の大型車、いつも洗車してピカピカ。
トラックが綺麗だと、荷物(瓦)もグレードアップしたように感じます。


徳島、香川を中心に、現場入れでバラ降しのしてくれているS君。
塗装が剥がれるくらいに洗車して(笑)いつもピカピカ!
バラ降しの達人です。



私の愛車は、積載量350㎏の軽トラ!
4WDであぜ道でも大丈夫(笑)
淡路島ではほとんど乗りませんが、高速料金も安くて会社思い(笑)
でも、もうすぐ走行距離21万キロ・・・。
頑張って少し儲けて、そろそろ新車がほしいですねぇ~。

輸送だけではなく、瓦造りにかかせないフォークリフト、粘土業者様のダンプカー、ガス業者様のユニック車などなど、たくさんの働く車たちのお蔭で瓦を販売できます。

各ドライバー様、明日もご安全に!

2016年4月23日土曜日

鴟尾(しび)完成

先日来、製作に取り掛かっていた「鴟尾(しび)」が完成して、九州に向け先日出荷しました。


 【乾燥中】

鴟尾は、飛鳥時代、瓦と共に伝来し、火事から建物を守ることに願い設置されます。

形の意味は、魚が水面から尻尾を出している様子とされ、鴟尾の下は水面下なので、火除けの意味を込めて取付けられます。

東大寺大仏殿、唐招提寺があまりにも有名ですね。


【同じ物件に使用される古代鬼面乾燥中】


【焼き上がり】

毎度のことですが、一から手作りでこのようなものを作る鬼師さんは、ホントに凄いの一言です。


厳重に梱包し、荷物に優しいエアサス車で大分県に出荷しました。

打合せスタートから数か月。

「無事破損することなく届きました。」とお得意様から連絡いただき、ほっと一安心。

後は、工事店様がビシッと取付けてくれるでしょう。

瓦を採用していただいた施主様、瓦を提案していただいた設計士様、工務店様、瓦を製造する窯元、真心輸送してくれる運送会社様、瓦を施工してくれる屋根工事店様が連動して瓦屋根が形成されるということを、改めて認識し、つながりが大事!ってことを肝に銘じたいと思います。

仕上がりは実際見れないので、完成後写真を送ってくれるとのこと。

非常に楽しみです。

写真が来たらアップしますねぇ~。



2016年4月22日金曜日

改修工事スタート

昨日から、某様邸改修工事がスタートしました。


昨日は、天気が下り坂の予報でしたが、昼から雨かな?と思い、朝から現場に行きましたが、9時ころから降り出し、あえなく撤収(>_<)
気を取り直し、本日から本格的にスタートしました。


物件は大きいですが、搬入路が非常に狭く、ご覧のように軽トラでギリギリ!


救いなことに、現場はお得意先の近所なので、お得意先の置場に仮置きさせていただき、軽トラでピストン輸送。


行きはよいよい、帰りは何とかで、急な下り坂を下りて瓦を降し、荷台が軽くなるとバックでスリップ!

となるところですが、そこは現地調査で確認済み(^^)

普段ほとんど使用することのない4WD(四輪駆動)にギアを入れ、スムーズに脱出できました!

いや~~ほんとに4WDは偉大です(笑)



材料の搬入が終われば、後は職人さんの出番。

昨日とは打って変わり、汗ばむ陽気でしたが、かなりのスピードで瓦葺きが進行中です。

明日からは大工さんが下屋(ブルーシート部分)の野地板を新調していただき、大屋根が終了次第、下屋に移ります。


2016年4月21日木曜日

3Dカタログ.com

CAD/ソフトウェアで建築業界ではお馴染みの「福井コンピュータドットコム株式会社」様が、建材・設備と住まいの3Dシュミレーションサイトを開設しました。




100社の製品が一堂に揃った、複合型webショールーム。

製品を忠実に再現した高品質3Dモデルを表示し、色・オプションなどを組合わせながら仕様検討ができる立体カタログです。
カタログ冊子だけでは伝わりきらない詳細なイメージまで3Dで確認する事が出来るため、イメージと実物が異なるといった施主様の不満を解消し、ご希望通りの提案を実現します。
また、実際のショールームに行く前段階で気軽に検討が行えるため、選定を効率よく行う事が出来ます。

瓦メーカーも数社入っていますが、淡路瓦では弊社が唯一製品収録をしていただき、「いぶし瓦」は外壁、特にサイディングとの組み合わせが難しいとの声をお聞きしますが、これでシュミレーションしていただくことが出来ます。

無料会員登録でどなたでもお使いいただけますので、是非ご参照してください。

また、有料会員契約が必要ですが、福井コンピュータアーキテクト社の建築CAD「ARCHITREND ZERO」などの連携により、「3Dカタログ.com」でシュミレーションした建材・設備データを、実際の設計に連動させる事が出来ます。
※2016年夏頃ご提供開始予定


2016年4月20日水曜日

プロポーズ街道

今朝は、会社からすぐの慶野松原に散歩に行きました。

慶野松原は、1955年(昭和30年)に瀬戸内海国立公園(指定区域)に指定され、日本の白砂青松100選、日本の渚百選、日本の夕陽百選に選ばれている景勝地です。

ほんとに、会社から徒歩圏内でこのような場所があり有難いですね。


早朝だったので無人で、青い海、青い空、松林を独り占めで、プライベートビーチのようでした(^^)

約2.5㎞に渡って約5万本のクロマツ林が広がり、1997年(平成9年)に「プロポーズ街道」という散策路が整備され、これまで作成していただいた「プロポーズ瓦」が飾られています。



毎年コンテストが開催され、今年の優秀賞の方々には「淡路島3年とらふぐ」が贈呈されました。

瓦(かわら)ぬ愛を誓って いいことばですね。


2016年4月18日月曜日

地震による屋根被害について

熊本県を中心とする被災地の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

弊社も九州には営業所が三ケ所あり、各担当者が奔走しております。

私も八年間九州に赴任していて知り合いも多く、第二の故郷と思っている九州の地震をテレビ、
各SNSでの報道、発信をみて心を痛めております。

どのように発信をすればよいのか・・・ なかなかよい言葉が見つからず・・・。

同業者の方々が各SNSでよい情報を発信していますので、是非ご覧ください。

福島県瓦工事組合連合会FBページ

屋根セイバーズ ブログ

屋根セイバーズ ブログ

播州瓦工業㈱Kawara王子のブログ

屋根は非常に危険です。

焦る気持ちも分かりますが、決して上らないでください。

地元の屋根工事店様が、ブルーシートを持って養生に奔走しています。

また、必ず悪徳業者が横行します。

屋根のことは地元の屋根工事店様、工務店様等にご相談ください。


2016年4月15日金曜日

オマハの会③

静岡市、アメリカ オマハ市姉妹都市提携50周年記念事業の一環で作製していた「徳川葵の紋」のコースターが無事焼き上がりました。


遥か太平洋を渡り、GWに現地で行われるレセプションパーティで出席者のVIPに配られます。


積極的にこの活動に参加している渡邊商店様のアイデアで、今回のコースター作りがスタートしました。


和を感じる贈答品、また吸水性があり実用的な瓦コースターで、この活動に少しでも携われたことに、改めてこの場をお借りし感謝申し上げます。


詳しい活動内容はオマハの会FBページをご覧ください。→オマハの会FBページ

メイドインジャパンが現地でどう評価されるか楽しみです。

また、現地で建設される茶室の下にはタイムカプセルが設置され、50年後の姉妹提携100周年の時に開封するという、夢のある取り組みもされるそうです。

日常の慌ただしさに追われる毎日ですが、このような話をお聞きすると、気持ちが和みますね。
しかし、50年後は98歳、間違いなくこの世に存在していないでしょうね(苦笑)

写真は製造元の株式会社タツミ様に提供していただきましたm(__)m

2016年4月14日木曜日

出前授業の完成品

一月下旬、淡路瓦工業組合のPR活動の一環で、地元の南あわじ市立西淡中学校の三年生を対象に、「淡路瓦の紹介及び勉強会」「鬼瓦づくりの体験」の出前授業を行いました。


約二時間、前もって各自が用意したデザイン画をモチーフに、真剣に作業に取り組んでくれました。


各新聞社、地元のケーブルテレビにも取材していただき、各生徒さんの記念になったのではないでしょうか?



デザインは十人十色。
オンリーワンの力作が勢揃いなので、窯元までの運搬及び焼成は大変でしたが、無事、卒業記念としてお渡しできました。


たまたま私の娘も三年生だったので、焼き上がった瓦は実家の玄関に飾っています。
(かなり、のっぺらぼうの鬼瓦ですが・・・)

中学を卒業し、四月からはそれぞれの道に進んでいますが、この体験をもとに、一人でも瓦関係に将来携わる人ができたら嬉しいですね。

2016年4月13日水曜日

野地換気

富士スレート株式会社様が販売している野地換気部材「棟涼」。

取付け簡単で、耐風雨漏水性に優れています。



施工が簡単。

まず、付属の型紙に合わせて墨を出し、野地板に換気孔を開けた後、「防水防虫シート」をルーフィングの上に貼り付けます。

型紙も、防水防虫シートも分かりやすく上下の記載がありますので間違うことがありません。



後は、野地換気本体をビスにて野地板に固定し、瓦に防水シーラーを貼り合せることで、防水処理ができ、施工が簡単です。

また、屋根の形状に関わらず設置可能です。

【おまけ】

この物件は、いつもお世話になっている99区画の分譲地。

脱いだジャンバーを現場に忘れ、80㎞くらい走った後気づくという大失態!

ジャンバーだけなら後日取りに行けばよいのですが、何と!ジャンバーの中には家・自家用車・事務所などのカギが・・・・。

仕方なくUターンし、取りに行きました(>_<)

救いは明石海峡大橋を渡る直前に気付いたことかな?

気分的に疲労困憊で、昨日はブログ更新できませんでした・・・。

みなさんも、忘れ物には気を付けましょう!

2016年4月11日月曜日

特許万十

再度のご案内ですが、弊社の軒先瓦(万十、粒入万十)は「水切り機能」が付いており【特許取得】しています。



【特許 第4654159号】


強風時には軒先瓦と屋根下地との間に雨水が侵入する場合があります。

この雨水を効果的に水切りするために、上記①②③の凸凹を設け、雨水を水切りし、かつ風のエネルギーを軽減させるので、台風のように雨水が極めて多く、また雨水を屋根下地との間に吹き込む風が極めて強い状態にあっても雨水の侵入を阻止できる形状になっています。

キーワードは「小さな技で大きな安心」

フルモデルチェンジは難しいですが、マイナーチェンジはやっていかないといけないですね。
※現状、アイデアは浮かんでいませんが・・・。





2016年4月8日金曜日

平板瓦の施工

今日は、全国的に各学校で入学式が多かったのではないでしょうか?
新入生の皆様おめでとうございます。

弊社の職人さんも2名、ご子息の小学校の入学式出席のため、現場が手薄だったのでお手伝いに行きました。
(私の娘も高校の入学式でしたが・・・)

現場は平屋の新築。
瓦は近畿セラミックスさんのセラストレートを使用しました。


現場が元請の工務店様の近所で、工務店様のフォークリフトを借りたので、搬入は楽チンでした!


防水紙の改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)貼りと、瓦ピッチ桟木の割付は作業済みだったので、今日は瓦を引掛ける「桟木」の留め付けからスタート。
「軒先水切」「ケラバ捨て水切」も取付けて、漏水対策はバッチリです。


軒先の瓦は、「軒先L釘」「ステンレスビス」の三ケ所留めで暴風による浮き上がりを防止します。


袖瓦の下には、スポンジ状の「シーラー」を取付け、


「パッキン付ステンレスビス」三ケ所留め。


棟際の半端瓦も、下穴を開けビス留めして、経年劣化によるズレを防止します。


棟部は棟木と呼ばれるのを固定するのに「強力棟」という金具を取り付け、乾式のシートを貼り付けて棟瓦を固定します。


【完成】

職人さんの頑張りで、無事作業が完了しました。

淡路瓦大好きな設計士様、いつも瓦を勧めていただける工務店様には感謝です!