2017年4月27日木曜日

兵庫県の木造住宅ローン

兵庫県産木造利用木造住宅特別融資制度の平成29年度上半期分が発表されました。


兵庫県産木材を50%以上使用すれば、0.8%(25年返済まで)の融資利率が適用される制度です。

細かな条件がありますが、最大2300万円までの融資が可能です。

また、有難いことに「兵庫県産粘土瓦」を使用すれば、何と!200万円も融資限度額がアップされます。

詳しくは→ 兵庫県HP

配布されているカタログには、県産粘土瓦8つの特徴も紹介されています。


①地震に強い瓦屋根材
②夏涼しく、冬暖かい屋根材
③遮音性に優れた屋根材
④凍害に強い
⑤火災に強い屋根材
⑥ゼロアスベスト
⑦防災瓦の開発
⑧調湿作用

県産木材とタッグを組んで、「ひょうごの家」が増えれば嬉しいですね。

なおリフォームローンも最大500万円(返済期間10年以内)の融資が受けられます(^^)

その際、県産粘土瓦使用で融資限度額が200万円アップしますよ~。

2017年4月25日火曜日

淡路島産玉ねぎ

瓦と同じく淡路島の大地の恵み“淡路島玉ねぎ”の収穫が始まりました。

淡路島産玉ねぎは、瀬戸内海特有の温暖な気候で、「甘い、やわらかい、みずみずしい」と全国的に有名です。


収穫時期により「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」の三種類があり、3月下旬から5月初旬にかけて出荷される「新玉ねぎ」は生(スライス)で食べるのが最適です。
しかし、みずみずしいということは水分量が多く、長期保存には向いていません。

「中生」は5月~7月にかけて出荷され、「早生」より長持ちします。

「晩生」は6月下旬~翌年3月にかけて出荷される品種で、玉ねぎ小屋に吊るされ、自然の風でゆっくり乾燥させた玉ねぎです。

最近では淡路島の風物詩「玉ねぎ小屋」での乾燥は減り、青果屋さんの大きな冷蔵庫で保存されることが多くなってきました。

「晩生」は長持ちするので風通しのよい場所なら一カ月くらい保存可能で、加熱する料理に向いています。

ちなみに全国の生産量(2013年度)ランキングでは、

1位 北海道 約58万トン 2位 佐賀県 約16万トン 
3位 兵庫県 約9万トンですが、そのほとんどが淡路島で生産されています。



前置きが長くなりましたが、弊社では随分前からお中元、お歳暮を廃止し、「新玉ねぎ」の時期にお得意先様にお配りしています。

順次、各営業マンが持っていきますので、淡路島の絶品玉ねぎをお楽しみに~~(^^)

2017年4月24日月曜日

駐在所に「いぶし瓦」

3月4日(土)に開所した「兵庫県警志知駐在所」(南あわじ市)


兵庫県の地場産業ということで、屋根には「いぶし瓦」が採用されました。


今回初めて知ったのですが、駐在所は災害が起こって倒壊したら困るので、耐震等級は最高レベルの3。

そこで、ちょっと耐震等級のお勉強を。

耐震等級1…建築基準法と同程度の建物
耐震等級2…等級1で想定される地震の1.25倍に耐えうるもの
耐震等級3…     〃      1.5倍に耐えうるもの

耐震等級1とは、数百年に1度程度発生する地震力に対して倒壊・崩壊しない程度。

ということは、現在建てられている建築基準法での物件は、細かな定義は割愛しますが、“重い!!!”と言われている「瓦」を使っても大丈夫なのです。


この駐在所は、日々多くの人々が利用している高速バスターミナル「陸の港西淡」に隣接。

これからは、より一層安心して利用できますね。

2017年4月22日土曜日

アルファヴール二色浜

ヤマト住建様が大阪府貝塚市に分譲したアルファヴール二色浜


区画数99のビックなスケール。

この分譲地のコンセプトは「モナコスタイル」

地中海風のイメージで、屋根瓦は弊社の「ファンタジア」を採用していただきました。



先日無事に99区画全ての屋根が完工しました。

工事が始まって足掛け約10年。

最後に完成した屋根の上から、色んな思いが蘇り、しばらく一人感傷に浸っていました。

諸事情があり「ファンタジア」は製造中止になってしまいまいたが、メンテナンスが必要になった場合のため、十分なストックを確保していますのでご心配なく。

もうしばらくすれば、99家族の住まいがスタートします。

弊社として、これだけのビッグスケールの仕事は初めての経験。非常に貴重な体験をさせていただき、採用していただいたヤマト住建様には、この場をお借りし御礼申し上げます。

2017年4月20日木曜日

GW休暇のご案内

ようやく暖かくなってきて、瓦の出荷も徐々に忙しくなってきました。


最近主流の「邸別梱包」

運送会社のH君の梱包は、使用順番、破損防止などを考えた真心梱包で、いつ見ても感心します。


こちらは、淡路瓦の伝統?はたまた絶滅危惧種となりつつある「バラ積みバラ降ろし」

ベテランドライバーが一束ずつ手作業で積み込みます。

当然のことながら現場では手作業(^_^;) ホントに大変な作業です。

さて、ゴールデンウイークが近づいて来ました。

弊社では、下記の期間休日を取らせていただきますので、ご迷惑をおかけしますが、出来るだけ事前発注のご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

        記

平成29年5月3日(水)~5月7日(日)の五日間

1~2日を休みを取れば最長で9連休の方も!羨ましいですね~~~。

私のGWは、淡路瓦と同じ淡路島の大地の恵み「玉ねぎ」の収穫作業のため、休暇は農作業の予定(^_^;)


機械に頼らない手作業で!

老体に鞭打ってガンバリマス!

2017年4月14日金曜日

屋根の点検

今日は移動途中、約1年前のお世話になったお宅の点検に伺いました。


葺き替え前(ビフォー)


葺き替え後(アフター)

破風板、垂木も新調したので、とてもきれいです。


昨年の工事なので、当然のことながら全く問題なし。

晴天の下、いぶし銀が輝いていました。


ちょっと苦労した増築部分との取合いも問題なし。

タイミング良く施主様も在宅中で、とても満足していただいているようで一安心。おまけに自家製のはっさくをお土産にいただきました(^^)




2017年4月13日木曜日

祝!上棟(洋瓦編)

先日上棟した物件ですが、本日無事工事が完了しました。


使用した瓦は、近畿セラミックス社製の「スーパーセラウェーブ」のセイヴォリーセピア色。

施主様と打合せをする機会をいただき、色々検討された中での採用となりました。

瓦の性能(耐久性など)のお話をさせて頂き、瓦を採用していただいたことに、この場をお借りし感謝申し上げたいと思います。


工法はいつものように「ガイドライン工法」

軒先は三カ所留めで、強風にあおられても大丈夫。


袖瓦(ケラバ瓦)も、パッキン付ビスを三カ所留めでがっちりと!


棟部は、ステンレス製の棟金具の上に樹脂製の棟木を留め付けて…


乾式工法のシートを貼り付けて、棟瓦はビスでしっかり留め付けました。

大工さんも打合せ通り割付をしていただいたので、スマートかつスムーズに作業が進み、仕上りもバッチリです。

建築現場の周辺は、残念ながら板金屋根のオンパレード。

この屋根を見て、少しでも瓦屋根に興味を持ってくれる方が増えたら嬉しいですね。

2017年4月12日水曜日

高速バスターミナル(陸の港西淡)

約20年前にオープンした、地元の高速バスターミナル「陸の港西淡」


高速バスで神戸市の三宮まで約1時間。通勤、通学、観光客の人々にはなくてはならない施設です。

今年度、内部のリニューアル工事が行なわれる予定で、屋根瓦の点検に本日行ってきました。

以前のブログでもご紹介しましたが、「陸の港西淡」の名称が建設前から決まっていたので、建物の形状は「船」のイメージ。

舳先部分のアール部分の特注軒先瓦で苦労したのを昨日のように思い出します。

しかし、日々多くの人が利用する施設に「いぶし瓦」を採用してくれたことには、とても感謝しています。


工法は、和形の桟瓦の上に素丸瓦を葺いて、本葺き風にみせた特殊葺き。

頻繁に見ても斬新な設計だと思います。

点検の結果は、一部漆喰の落下がありましたが、瓦自体に問題はなく、概ね問題なし。

改めて、瓦の耐久性の高さを証明できたかな???


昨日の淡路島は雨模様で桜が心配でしたが、雨にも負けず敷地内の桜は満開(^^)

屋根の上から癒されました。

2017年4月8日土曜日

蔵リノベーション

昨日、設計士さんのご厚意で、神戸市にある六甲幼稚園を見学させていただきました。


大正時代に建てられた蔵を改修し、何と!現在は学童保育に使用されているそうです。


アプローチは高級料亭の雰囲気。


外壁の焼杉に、玄関は達磨窯で焼かれた敷瓦。


内部にはステンドガラスの数々。

漆喰工事は有名な久住さんが手がけたそうです。


一枚板の机と、竹製の椅子。

この椅子は座ると微妙のしなり、長時間座っても疲れないそうです。


トイレも久住ワールド。


屋根はエッジの効いた「シノギ桟」。

何から何まで本物志向。

案内していただいた事務長様のお話によると、「子供をこのような場所で遊ばせると心配と思うでしょ??」

実際私は非常に心配でした。

でも全く違うそうです。

小さい時から本物に触れると、子供はしっかり学び、決して汚すことなく、綺麗に使うそうです。

敷地は駅前とは思えない2200坪超。

季節の木々が生い茂る広大な庭園で、子供たちは遊具を使わず、自然と戯れ、伸び伸び元気よく遊ぶそうです。

田舎の幼稚園でもこのような機会が希薄になっている昨今、都会のど真ん中で、このような環境で通園する園児は羨ましいですね。

改修工事を設計したのは、ビフォーアフターにも数回出演された「長尾健建築研究所」様

全国で地域に根差した設計の数々。

是非、ホームページの施工例をご覧ください。

ホームページ→「長尾健建築研究所

2017年4月1日土曜日

淡路島の新定番「かわらや」さん

先日、久しぶりに淡路島の新定番「かわらや」さんで食事をいただきました。


入口は各種架台(瓦屋根)を展示していて、夜はライトアップされ店内に入る前から情緒を醸し出いています。


店内までの通路も瓦のオンパレード。 床も、壁も瓦です。



店内に入っても瓦のオンパレード。壁、テーブルの天板も、淡路産の藻塩を入れている器も(^^)


さて、いよいよ食事!

淡路島産いぶし瓦を炭火で熱することにより、遠赤外線効果などでお肉、野菜がジューシーに味わえます。


お肉は、鹿児島のブタさんと、淡路島のイノシシさんを掛け合わせた「イノブタ」さん。


瓦が余分な脂分を吸収し、あっさりといくらでも食せます。


藻塩、わさび醤油などの香辛料も美味しいですが、一押しは「七味」

みなさんも、自分好みの組合せを試してみてください。

場所がちょっと分りづらい所にありますので、高速道路の西淡三原ICからの道順を記事にした以前のブログがありますので、参考にして下さい。
  ↓  ↓  ↓
かわらやさんへの道順

春休みに入り、観光シーズンを迎えた淡路島。

食事はもちろん、粘土体験が出来る淡路島の新定番「かわらや」さん。

淡路島での行先に悩んだら、「かわらや」さんにレッツゴー!ですよ。