全国的に一番多く使用されている「普通袖」
三州瓦では「並袖」と言われ、名前は平凡ですが、一枚ずつ職人さんが加工して取り付ける難易度の高い袖瓦です。
瓦の品質と、職人さんの技能が高ければ、ご覧のように隙間なく仕上がります。
こちらは西日本地区で一般的な「紐付袖」
「流美袖」
「紐付袖」の出っ張り部分(通称 紐と呼ばれています)がなだらかになっており、53判の面取限定ですが、シンプル&コスト面でパフォーマンスが発揮できる袖瓦です。
入母屋造りの袖瓦によく使用される「横車」
入母屋造りが新築では激減している昨今、需要はほぼリフォームに限定されつつあるのが寂しい限りです。
バリエーションの豊富さが「いぶし瓦」の良さの一つ。
まだまだ「袖瓦」がありますので、次回のお楽しみに!