素敵な物件2棟分の写真が届きました。
先ずはこちらの物件。
昨今、軒の出が少ない物件が多い中、非常に長い「軒の出」と「破風出」。
見た目の高級感はもちろん、夏の強い日差しを遮り、風雨による壁の汚れを防止する効果があります。
写真では分かりづらいですが、軒瓦は紋入、棟部ののし瓦は目地積み(透かし葺き)鬼瓦は別注品。シンプルな屋根形状ですが、見どころ満載な屋根です。
個人的に一押しがこの塀。
垂直部分にも素丸瓦を使用し、端部(直角部)は非常に綺麗に加工しています。
もう1棟がこちら。
袖部に、お寺で使用される「袖丸」を使用し、棟部も通常の民家では鬼瓦は端部だけですが、お寺の隅棟に使用される「二の鬼」のように、鬼瓦が二段構えになっています。
腰壁には平板瓦が!
ナイスアイデアですね~~~。
一般的に「平屋」の屋根は画一的になりがちですが、流石屋根職人さん!
随所にアイデア満載で、瓦マニアにはたまらない納め方のオンパレード!
瓦ってアイデア一つでまだまだ魅せ方がありますね~~~。
撮影許可をいただいた両名には、この場をお借りし御礼申し上げます。
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