今日のご紹介はマニアックで出荷量は少なめですが、瓦マニアにはよだれが出そうな袖瓦
中付キザミ袖
主に、本葺き瓦に使用される袖瓦で、垂れた部分が長く、中に入っているので陰影が楽しめる高級品です。
中付袖
和形に対応した、こちらも陰影が楽しめる袖瓦です。
中付キザミ袖と同様、一枚ずつ職人さんが擦り合わせの加工を必要とする袖瓦です。
個人的にはイチオシ!の瓦です。
キザミ平
淡路島を中心に入母屋造りの袖部によく使用される袖瓦で、重厚感たっぷりな瓦です。
和形で使用する場合は瓦の重なりが多いため、瓦の下の野地板を下げる必要があり、大工さんとの打合せが重要です。
一口に袖瓦と言っても多種多様。
地域性、オリジナル性、デザイン性など設計時にいろいろ検討する楽しみがあるのも「いぶし瓦の良さ」の一つなのですよ。
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