国交省では「総力戦で臨む防災・減災プロジェクト~いのちとくらしをまもる防災減災~」の一環として、「建築物に係る強風対策の推進」に取り組んでいます。
その一環として来年(令和4年1月1日)から「屋根瓦の緊結方法」が強化され、令和4年1月1日以降に建築物を新築等する際には瓦屋根について強風対策を講じる必要があります。
現在(改正前)は全数緊結(釘等の留め付け)する必要はありませんが、来年からは、全ての瓦を緊結し、完了(中間)検査時の申請図書に品質管理記録を記載させるようになります。
瓦業界団体が平成13年8月に策定した、強風や地震による屋根瓦の脱落被害を防止する工法(ガイドライン工法)で既に多くの工事店様が施工されていると思いますが、法的拘束力がないため、一部の工事店では旧工法で施工され、自然災害時に被害を受けていることがありますので、このような施策で一般の方に「見える化」が進むことは良いことだと思います。
上記写真は島根県の石州瓦の「来待色」の瓦が多く連なる風景。
地域性があり、趣がありますね^^
このような日本の伝統的な景観を、安心安全な工法でいつまでも残していきたいものです。
前回のブログにも書きましたが、この景観に「太陽光パネル」は絶対必要ありませんよね?
0 件のコメント:
コメントを投稿