2020年3月10日火曜日

淡路島ってどんなところ???(農業編)

比較的温暖な気候の淡路島。


特に南部に広がる三原平野では農業が盛んです。

特長は何と言っても「三毛作」


お米以外に、全国的に有名な「玉ねぎ」



「レタス」や「白菜」などを栽培し、田んぼは一年中休む暇がないほど大活躍!

日本の食料自給率(カロリーベース)は37%ほどですが、何と!淡路島だけで計算すれば110%以上! 
これぞ別名「御食国」といわれる所以ですね。


玉ねぎの保存には腐敗を防ぐのと乾燥させるため「玉ねぎ小屋」が各地に点在し、かなり少なくなりましたが、立派な瓦葺きの「玉ねぎ小屋」もたくさんあります。

保存には湿度と温度管理が重要で、風通しの良い「玉ねぎ小屋」は最適です。
またこの保存法でより甘みと旨味が凝縮されるのですよ~。

しかし重労働を伴うため、最近ではコンテナでの保管が増えつつあり、淡路島の風物詩がなくなりつつあるのは寂しいですね。




これは農作業で大活躍する田舎のスーパーカーと呼ばれる「農民車」

オーダーメイドで生産され、四輪駆動や、堆肥を運ぶためのダンプ機能、「玉ねぎ小屋」に玉ねぎを吊るすためのリフト機能が荷台に付いたタイプなど各種あります。

これもまたオートマ車の普及によりミッション車が減少し、部品供給が困難になりつつ、今後の製造が危惧されます。



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