2023年1月16日月曜日

阪神淡路大震災から28年

 約6,500人の尊い命を奪った「阪神淡路大震災」から、明日で28年。


東日本大震災が発生するまでは、戦後最大の自然災害でした。

私は当時、大分県に赴任中で、震度3の地震で目が覚め、当時はネット環境がなかったのでテレビを付けたら「淡路島震源の巨大な地震が発生しました」との第一報。

すぐ自宅に電話したら、幸いにも庭の灯篭が倒れたくらいの被害。

その後会社の状況が心配で、何度も電話しましたが何時間も不通で、細かな状況が分かったのは翌日だったと記憶しています。

幸いにも社員に人的被害はなく、当時24時間焼成のトンネル窯も、正月休みのメンテナンスの火止め中で、最悪の事態は免れました。

(その後、設備、在庫品の破損等で約1億円の被害はありましたが)

しかし、一番被害があったのが、「瓦屋根が重いから倒壊した!」との風評被害による瓦の出荷量の低迷。

そのイメージは払拭されることなく、残念ながら粘土瓦の出荷量は右肩下がりが続いています。

震災数年後には、瓦をステンレス釘等で全数留め付けする、「ガイドライン工法」が作成されましたましたが、ようやく昨年の1月1日より、新築のみですが、全数留め付けを講じる必要がある建築基準法に改正されました。(改修は現在努力義務)

安心してご使用いただける瓦屋根。
日本の原風景を取り戻すため、製造、施工業が一体となり、日進月歩で努力しています。

1月17日。
決して忘れることのない日であると同時に、瓦業界に携わる一員として、初心に帰り「自然災害に強い瓦づくり」を考える日でもあります。

改めて、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。



2022年12月29日木曜日

今年も大変お世話になりました。

 今日は、今年最終営業日。

本社事務所では手分けをし、大掃除と社用車の洗車等を行いました。

例年いつも寒いのですが、今日はちょっと動けば暑いくらい。

正月飾りも最後に行い、来年を迎える準備が出来ました。


来年は、卯年。

うさぎのように跳ねあがるという意味があり、卯年は何かを開始するのに縁起が良く、希望にあふれ、景気回復、好転する良い年になると言われています。

建築様式の変化等で、淡路瓦の状況は厳しさを増すばかりですが、日本の風景に欠かすことができない「瓦」

何とか状況が好転するよう知恵を絞りたいと思います。

本年も、弊社各SNSをご覧いただき、誠にありがとうございました。

来年も何卒宜しくお願い申し上げます。

みなさま、良いお年をお迎えください。

2022年12月19日月曜日

年末年始休日のお知らせ

 今年も残すところ10日程になりました。

ここ数日真冬並みの寒さで、体が寒さに対応できませんね。

下記の期間、年末年始のお休みとさせていただきます。

     記

2022年12月30日(金)~2023年1月8日(日)

年始のカレンダーの都合上、休みが長くなっておりますので、年始分のご注文は、出来るだけ早めにお願い申し上げます。

写真は、小田原駅前の「ミナカ小田原」
近代建築と、江戸情緒溢れる商業棟とのコラボレーション。
このような物件に、弊社の瓦をご使用いただき、誠にありがたい限りです。
瓦業界の置かれている状況は厳しさを増すばかりですが、日本建築に欠かせない「瓦屋根」を残すべく、産地、社員一丸となり、来年は今年以上に取り組む所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。
※とりあえず、blogの更新頻度を何とかしなければなりませんね。


2022年11月21日月曜日

バームクーヘン専門店「CIRUELA CIRCULO」

 弊社近くの慶野松原に9月5日、バームクーヘン専門店の「CIRUELA  CIRCULO(シルエラシルクロ)」がオープンしました。

何度か頂き物で食べたのですが、昨日初めてお店に伺いました。


淡路米を自家製粉したグルテンフリーのバームクーヘン専門店で、淡路島の老舗温泉旅館うめ丸さんのグループ店舗。

店名はスペイン語で「うめ・丸」を意味するそうです。


バームクーヘンは、ソフトプレーン、ハードプレーン、酒粕、ふわふわチーズの4種類。
店内には、イートインスペースもあり、おいしいコーヒーと一緒に味わえます。


瓦関係者としては、バームクーヘンより瓦が気になります(汗)
oiya のT-01の窯変が、カウンター下に使われ、暖かみのある色調が、店舗と非常にマッチしています。

酒粕は、地元の清酒会社 都美人 さんとコラボ。


店外には、oiya のT-04がいい味を醸し出しています。


展示されているバームクーヘンの下の台は、何と!瓦の片抜きに使用される石膏型を使っているそうです。
ナイスアイデアですね。

バームクーヘンはもちろん美味しいのですが、店舗に行かれた際は、瓦の質感も味わってくださいね。

詳しくは→ http://ciruela-circulo.com/

営業時間 10:00~19:00

定休日  水曜日

2022年10月29日土曜日

ジャパンホームショー2022閉幕

昨日まで、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンホームショー2022」に、淡路瓦工業組合のメンバーとして、3日間ブースで来場者の方々に、淡路瓦のPRを行いました。


淡路島の海をイメージした青いブースで、2面のモニターでは、今回の展示会用に撮影した紹介動画をエンドレスに流しました。


淡路島で採れる粘土100%を原料としている「淡路瓦」
SDGsを前面に出し、




多種多様な「床材」「壁材」の景観材をメインに、来場者の方々をお迎えしました。


コロナ渦も落ち着いてきた影響と、来場者の方が名刺ではなく、「QRコード」でスキャンできるシステムになった影響もあり、過去最高の来場者数!
まだまだ、淡路瓦の存在を知らない方も多く、絶好のPRの場となりました。

NHKの「ブラタモリ」や「サラメシ」を観たよ!とか、旅行で淡路島に最近行きました!とか、淡路島が最近熱いので是非行きたい!とか、淡路島に行けば「工場見学も出来ますか?」とか、嬉しいお声をたくさんいただきました。

異業種ですが、淡路島の方が立ち寄ってくれたり、四国の設計士さんが熱心に説明を聞いてくれたり、流石東京!遠方からの来場者も多数。
中々、企画、予算、設営及び撤収等、また普段慣れない立ち仕事など大変なことも多いですが、何とか東京の展示会には出展し続けたいものです。



2022年10月22日土曜日

ジャパンホームショー2022

 来週26日(水)から東京ビッグサイトで開催される「ジャパンホームショー2022」に、淡路瓦工業組合が出展します。


ブースイメージ

屋根材としての淡路瓦はもちろんの事、床材、壁材などの景観材も多数展示予定ですので、お時間のある方は是非ご来場ください。

スタッフは「淡路瓦」のポロシャツを着ていますので、お気軽にお声がけくださいね。

詳しくは→ ジャパンホームショー2022

会期:10月26日(水)~28日(金)

会場:東京ビッグサイト東ホール

ブース:東4ホール E4-K02


2022年10月8日土曜日

小学生 課外授業

 今日は、地元松帆小学校の「地域を知ろう」という課外授業で、地区別の縦割り班の29名が弊社に来社してくれました。

毎年、松帆校区を地区別に回り、自分たちの住んでいる町の歴史、名所、産業等の見聞を広げる課外授業。

今年弊社にお声がけがあり、初めて対応させていただきました。

小学生1~6年生の縦割り班なので、低学年の生徒に説明するのは、中々至難の業でしたが、ノリのいい子がいて、色々突っ込んでくれたので、和気あいあいとできたかな??

帰り際には、九州向けの大型車が積み込みに来たので、トラック好きの男の子には大好評!

何とか無事に任務を果たすことが出来ました。

地場産業の置かれている状況は厳しさを増すばかりですが、目を輝かせて話を聞いてくれたちびっ子を見て、こちらが元気を頂きました!