2021年9月23日木曜日

秋分の日

 今日は秋分の日。

彼岸の中日でもあり、祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日という意味があります。

各家には、それぞれの「家紋」があり、弊社でも年間かなりの数の家紋製作のご依頼があります。




これは弊社で保管している金型のごく一部。

住宅では鬼瓦の中に家紋を入れるのが一般的ですが、寺社仏閣では軒瓦に家紋を入れることが多くあります。
このようなことができるのも「瓦の良さのひとつ」
彼岸なので、お墓参りに行かれる方も多いと思います。
その際、お墓には家紋が彫られていますので、ご自身の家紋のルーツを調べてみてはいかがですか?
ちなみに我が家の家紋は最もポピュラーな「丸に違い鷹の羽」です。





2021年9月22日水曜日

改訂瓦ガイドライン工法WEB講習会

 令和4年1月1日から、瓦屋根の全数緊結義務化(法令化)がスタートします。

瓦業界では改訂版ガイドライン講習を年内に各地で開催し、それに先駆けてウェブ講習が始まっています。


私は先週末にウェブ講習を受講しました。
ウェブ講習だと、聞き逃した箇所や分かりにくい所などを繰り返し聞くことが出来てよかったです。

多くの屋根工事店、特に(一社)全日本瓦工事業連盟加入業者なら、随分前から当たり前の工法ですが、法令化されることにより、屋根瓦の風評被害が少なくなると思います。
今回は新築限定の法令化ですが、リフォーム(葺き替え)でも、大多数の業者さんは「ガイドライン工法」を遵守していると思いますが、中にはそうでない業者さんも見受けられます。工事の際、単価だけの比較ではなく、工事方法もご確認を。

また、来年から某メディアの天気予報(台風情報)での、「何メートル以上吹けば瓦が飛び始めます」って報道は絶対無くしてくださいね。

2021年9月14日火曜日

広島営業所移転のお知らせ

 広島県尾道市で営業しておりました広島営業所ですが、更なるニーズに即納できる体制を整えるため、福山市に移転することになりました。

【業務開始日】令和3年9月16日(木)

【移転先住所】〒729-0114

       広島県福山市柳津町4丁目2-19

       TEL 084-934-0550

       FAX 084-934-0551



自社商品の「いぶし瓦」は勿論の事、三州瓦、石州瓦、屋根工事に必要な釘、ビス、ルーフィング、南蛮漆喰等々取り揃えておりますので、引き続きご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


2021年8月10日火曜日

夏季休暇のお知らせ

 予想以上に風が吹き荒れた台風一過の今日。

明日までは天気ですが、その後の予報では雨ばかりですね。

さて本日は、お盆前営業最終日。

下記の期間は夏季休業となります。

令和3年8月11日(水)~16日(月)

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

台風前、新築物件が1軒完工しました。


鶴弥様製「スマート クールブラック色」
化粧スレート(茶)と比較して屋根表面温度は-13°!


防水シートのルーフィングも遮熱対応を使用して、より一層の遮熱効果があり、暑くなる一方の夏でも快適に過ごせる優れものです。
また、瓦の外周部を支える所も樹脂製を使用して、長年に渡り性能を保ちます。


防風性能は現在では当たり前の「防災瓦」
釘穴の隣にある「フック」が上部の瓦をロックして、瓦の浮く上がりを防止して台風時等の飛散を抑えます。


袖瓦は鶴弥様製オリジナルの「レインキャッチャー付」
雨水をコントロールして雨垂れ軽減機能が大幅に向上する優れものです。

屋根材は、工事の後内部が見えませんが、長持ちさせたり、快適に過ごすために様々な商品(施工方法)があります。
限られた予算で建築されることがほとんどですが、少しの予算アップでランニングコストがかなり軽減されます。
数十年に渡り住み続けることになる大事なお宅。
家を過酷な気候条件から守る屋根、壁。
少し興味を持っていただければ嬉しいですね。

それでは、皆様よいお盆休みをお過ごしください。



2021年7月10日土曜日

本葺き一体瓦「源八いらか」カタログリニューアル

 欠品中でご迷惑をお掛けしていました、本葺き一体瓦「源八いらか」のカタログですが、印刷が終わり弊社に届きました。

寺社仏閣は当然ですが、店舗、公共物件、民家等に幅広くご使用いただけます。

以前も触れましたが、「源八いらか」の商品名は、弊社創業者「福原源八」から命名しています。
また、今年は創業60周年の記念の年。
今一度初心に立ち返り、物づくり、商品開発、サービス等々、道のりは険しいですが、この先の「100年企業」を目指し、社員一丸となり知恵を出していきたいと思っております。





2021年7月9日金曜日

南あわじ市コアカリキュラム②

 一昨日は、地元西淡中学校2年生に対して、南あわじ市が昨年度から行っている「コアカリキュラム」に淡路瓦工業組合のメンバーとして参加しました。

地場産業の淡路瓦、伝統文化の「人形浄瑠璃」「だんじり唄」を三班に分け、ふるさと南あわじ市を勉強するカリキュラム。

二時間の授業の中で前半を担当し、淡路瓦の歴史や、兵庫県のその他たくさんある地場産業の説明などをさせていただきました。

冒頭で、櫻坂46の最新曲「BAN」のMV撮影場所が、淡路瓦を使った国際会議場!って話をして、つかみはOK!って思っていたのですが、結果はダダ滑り(汗)
意外と中学生は櫻坂46を知らない子が多かったのにビックリ。
最近の中学生はアイドルとか興味ないのかなぁ~~~???

気を取り直して、瓦の積み出し港と栄えた「津井港」などのお話を。
今では全国的に珍しく、美しい「石積み」の港が当時の風景を残しています。

生徒さんは、昨年度から支給されているiPadを一人ずつ持っていて、写真を撮影したり、今日の授業の模様を後日iPadで編集したりするそうです。
時代ですね~~~。
休憩中は、予想外に瓦の現物を触りに来てくれる子が多数。
列をなして熱心に休憩時間をオーバーしても触ってくれたのが嬉しかったです。

後半は、組合の専務理事から現在の組合活動等の報告をしていただき、最後は生徒さんからの質問タイム。
生徒さんは事前に色々質問を考えてくれていて、こちらはぶっつけ本番で回答。
「どんな想いをもって瓦づくりをしていますか?」とか、一瞬ドキッとするする質問も。

真剣に聞いてくれたり、メモを取ってくれたり、本当に感心しました。
まじめな生徒さんたちを見ていると、淡路島の未来は明るそうです。
この中から、未来の瓦ファン、瓦師が生まれればなお嬉しいですね。






2021年7月6日火曜日

南あわじ市コアカリキュラム

 「ふるさと教育」の一環として、地元南あわじ市が昨年から市内小中学生向けに伝統文化等を学ぶ「コアカリキュラム」授業。

二回目の授業が、西淡中学校二年生に対して明日行われます。

その講師役を加盟している淡路瓦工業組合の代表として仰せつかり、先日から資料作成に追われています(汗)


【昭和30年代 瓦積み港として栄えた津井港】

地場産業の生い立ちなどを、生徒に分かりやすく伝えるにはどうすればよいのか?
色々模索しながら作成中。

難しい話は出来るだけ避け、ちょうど今年発表された「櫻坂46」の最新曲「BAN」のMV撮影場所が淡路島なのですよ~~~~などの話を交えながら頑張ります。

未来の瓦ファン、瓦師をゲットできるよう資料作成もうひと踏ん張りします|