何度かご紹介していますが、近年の出荷は物件ごとの「邸別梱包」が主流。
2021年4月16日金曜日
GW休暇のお知らせ
さて、下記の期間「GW休暇」を取らせていただきます。
令和3年5月1日(土)~5日(木)まで
副資材等のメーカー直送分は、連休前の最終受付が28日のところもありますので、事前発注のご協力の程宜しくお願い申し上げます。
世間はゴールデンウイークですが、私は毎年、休日返上で玉ねぎの収穫作業。
GWは我が家では別名「オニオンウィーク」と呼んでいます(笑)
2021年3月12日金曜日
お陰様で創立60周年
昭和36年3月11日、「福原源八」が昭和窯業株式会社を創業し、昨日で60周年を迎えました。
多くのお得意先様、各同業者様、各関係協力業者様のお力添えいただいたお蔭で今日に至っており、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
ライフスタイルの変化、毎年各地で起こる自然災害などで、瓦業界には逆風が吹き荒れていますが、災害に強い「防災瓦」「ガイドライン工法」の普及も進んでおります。
「日本の原風景」の一因である「粘土瓦」
先人の知恵と努力で400年以上淡路島で作られ続けている「淡路瓦」
その歴史を絶やすことなく、社員一同原点に立ち返り「ものづくり」「サービス」に取り組み、この先の70周年いや「100年企業」を目指すべき邁進していく所存ですので、今後とも末永くご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
3.11。弊社にとって忘れられない日ですが、10年前からは余計に忘れすことが出来ません。
それは10年前に発生した「東日本大震災」
多くの方が犠牲となり、まだまだたくさんの方が避難生活で不自由な生活を強いられています。
「明日は当たり前ではない」という今日の新聞の見出しが心に響きました。
一日一日を大切に。
2021年2月23日火曜日
ガルバリウム鋼板について
弊社は粘土瓦製造メーカーなのですが、他の屋根材、特に近年「金属屋根」の勢いが凄いので、ちょっと勉強してみました。
「いぶし瓦」と「金属屋根(縦葺き)」のコラボ。
ガルバリウム鋼板とは、1972年アメリカで開発され、鉄にアルミと亜鉛を覆うことにより、耐久性に優れた屋根材です。
メリットは、コンマ数㎜程度と非常に薄い素材で、重さも瓦の約10分の1。
化粧スレート(コロニアルなど)のカバー工法にも適しています。
昔は、瓦、コロニアルに次ぐ第三の屋根材でしたが、2017年トップの座に躍り出ました。
理由としては、阪神淡路大震災以降の「軽い屋根」へのシフト、コロニアルより耐久性の優位などが挙げられます。
【横葺き】
現在最も多く使用されている「横葺き」2寸以上の勾配で施工されます。
最初の写真は「縦葺き」
勾配(屋根の角度)が緩い屋根での採用が多く、太陽光発電システムを設置する場合多いようです。
しかし、将来的リフォームする際勾配が緩いので選択肢がありません。
【石粒付鋼板】
表面に天然石を付着させた屋根材。
断熱材は付いていませんが、ガルバリウム鋼板の欠点の一つである雨音が天然石により軽減されます。
また、見た目の暖かみは金属屋根の中ではトップクラスです。
従来、金属屋根の欠点は「断熱性の低さ」「遮音性の低さ」などがありましたが、最近は断熱材と一体となった「一体型」があり、裏面に予め断熱材を貼り付け、雨音の遮音性も高くなっています。
上記の内容はある程度知っていましたが、今回初めて知ったのが「エスジーエル鋼板」
ホントに勉強不足でした、、。。
「エスジーエル鋼板」とはガルバリウムにマグネシウムを加えた鋼板の事で、「次世代のガルバリウム」と呼ばれ、耐久性が格段に向上しているようです。
現在流通している屋根材は多種多様。全て一長一短あります。
四季があり、雨の多い日本。
日本で1400年以上の歴史がある「粘土瓦」にはそれなりの理由があります。
金属屋根の歴史はまだ数十年。
昨今の住宅事情(デザイン、軽量化)、再生エネルギー推進による太陽光発電システムの設置、毎年各地で発生する台風、地震などの自然災害。
金属屋根の優位性は当分変わらないと思いますが、新築、リフォームの際、屋根材に興味を持たれる方が減っていると聞きます。
屋根材検討の際、是非「粘土瓦」もテーブルに載せて下さい。
各種検討され「粘土瓦」以外をチョイスされても仕方ありません。
昨今、テーブルにさえ載っていないことが多いのですから、、。。
毎日使う水廻りなどの設備に予算を掛けたいのは良くわかります。
しかし、雨の多い日本。屋根、壁は非常に重要です。
一度選んだあと後悔しても、余分な費用が必要となります。
初期コストだけではなく、長期に渡り住み続ける家。
是非ランニングコストも十二分に検討してください。
2021年2月20日土曜日
化粧スレート屋根から平板瓦へ
軽い屋根が全盛の昨今。
有難いことに、化粧スレートから平板瓦への改修工事が無事終了しました。
【改修前】
築約15年。化粧スレートの塗装時期が来たのを機に、元請けの工務店様が、再塗装のいらない基本的にメンテナンスフリーな瓦を提案していただき、受注となりました。
最近の瓦は「防災瓦」といい、内部にフックが付いていて「てこの原理」による強風時の浮き上がりを防止し、全数釘留めもしますので、台風、地震等の自然災害が起こっても飛んだりズレたりすることはほぼありません。
棟換気とは、屋根裏の湿気や熱気を排出するための部材で、冬は結露対策、夏は室内の温度上昇を抑えてくれる効果があります。
写真にはありませんが、実際既存の化粧スレートと防水シートのルーフィングを撤去したら野地板が若干湿気ていました。
今回、化粧スレートの再塗装で終わっていたら、数年後に野地板が腐食する可能性があったので、室内のリフォームも並行して行っているこのお宅。本当に良かったと思います。
翌日か、また年齢の為二日後に筋肉痛になるかなぁ~~~と思いましたが、全くなし! 「まだまだ若いなぁ~~」って自画自賛(笑)
2021年2月18日木曜日
淡路島 船越工務店様完成見学会
先週末、いつもお世話になっている、淡路島の船越工務店様の完成見学会がありお邪魔してきました。
地元のメイン道路沿いに建っていますので、道路沿いはプライバシーに配慮した外観で、裏面(南面)に大きな開口部と広いお庭が広がっています。
桟瓦→ 重厚感のある切落
袖瓦→ 光の陰影が楽しめる「中付袖瓦」
棟瓦→ のし2段+5寸素丸伏せのシンプル仕上げ
地元メイン道路沿いなので、瓦業界の人達もたくさん見ていただき、好評を得たのでホッと一安心。
「こんなデザインだと、いぶし瓦似合うなぁ~~」なんて嬉しい声もちらほら。
今後の提案方法のヒントを得、設計士さん、工務店さんには感謝です。
内部は開放的な天井勾配のLDKや、無垢材を多用した温かみのある空間。
私もこんな家に住んでみたいですね~~~。
2021年2月13日土曜日
プロポーズ瓦コンテスト2021
約5万本の淡路黒松が生い茂り、白い砂浜が約2500mもある国立公園慶野松原。
その一角に昨年再整備された「プロポーズ街道」があり、今まで制作された約1000枚の「プロポーズ瓦」が飾られています。
毎年、バレンタインデーの時期に開催している「プロポーズ瓦コンテスト」
今まで淡路島観光協会様主催でしたが、今年から淡路瓦工業組合も協賛させていただくこととなり、審査員のメンバーとして参加しました。
長年審査員を務めている方々も一様に「今年は力作揃いやなぁ~~」っていうほど。
プロポーズの証として「瓦ぬ愛」を絶景の淡路島で誓ってみてはいかがですか?
お問合せは
↓ ↓
制作の模様は、下記YouTubeを参考にしてくださいね。
明日はバレンタインデー。
多くの愛が生まれますように!
2021年2月9日火曜日
平屋の家完工
先日来取り掛かっていた「平屋の家改修工事」が完工しました。
着工前
完成後
南あわじ市は瓦が地場産業なので、行政から有難いことに「淡路瓦」を使用すれば奨励金制度があります。
詳しくは→南あわじ市淡路瓦奨励金
面積により金額は違いますが、最高(屋根面積150㎡以上)20万円も出るのですよ~~。
本当に長年に渡り奨励金制度を継続していただける行政に感謝です。
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