2021年2月20日土曜日

化粧スレート屋根から平板瓦へ

 軽い屋根が全盛の昨今。

有難いことに、化粧スレートから平板瓦への改修工事が無事終了しました。





【改修前】

築約15年。化粧スレートの塗装時期が来たのを機に、元請けの工務店様が、再塗装のいらない基本的にメンテナンスフリーな瓦を提案していただき、受注となりました。



最近の瓦は「防災瓦」といい、内部にフックが付いていて「てこの原理」による強風時の浮き上がりを防止し、全数釘留めもしますので、台風、地震等の自然災害が起こっても飛んだりズレたりすることはほぼありません。


中央の白い所が「棟換気」
棟換気とは、屋根裏の湿気や熱気を排出するための部材で、冬は結露対策、夏は室内の温度上昇を抑えてくれる効果があります。
写真にはありませんが、実際既存の化粧スレートと防水シートのルーフィングを撤去したら野地板が若干湿気ていました。
今回、化粧スレートの再塗装で終わっていたら、数年後に野地板が腐食する可能性があったので、室内のリフォームも並行して行っているこのお宅。本当に良かったと思います。


余談ですが、瓦搬入は門長屋があるためトラックが進入できず、久しぶりに一輪車で60往復以上。
翌日か、また年齢の為二日後に筋肉痛になるかなぁ~~~と思いましたが、全くなし! 「まだまだ若いなぁ~~」って自画自賛(笑)


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