2020年4月30日木曜日

ゴールデンウイーク休暇のお知らせ

弊社では下記の期間GW休暇とさせていただきます。

令和2年5月2日(土)~6日(水)まで

連休明けは出荷が込み合う恐れがありますので、出来るだけ事前発注のご協力の程宜しくお願い申し上げます。


今年のGWは不要不急の外出は自粛。
「ステイホーム」が各SNSに溢れていますが、熊本市のポスターのコピーが心に響きました!!!!

「籠城じゃ。」

「パンデミック」「クラスター」など分かりづらい言葉より、日本人には日本語ですよね。

コロナウィルスがいつ終息するかわかりませんが、ゴールデンウィークはみんなで「籠城」しましょう!


2020年4月28日火曜日

修繕工事

どう見ても収まりの悪い屋根の修繕工事



破風板も腐食しこのまま放置すれば、躯体で肝心な部分まで腐ってしまうので修繕工事をさせていただきました。


既存の瓦では幅が足らないので、現在の規格判をチョイスしての作業。
フレキシブルに対応出来るのも「瓦の良さ」の一つです。


破風板も大工さんに新調していただき、このアングルだと全面リフォームしたみたいに見えますね(笑)

普段は、雨漏りしてからのSOSが多いのですが、たまには屋根を見上げれば悪い箇所に気付くかも???
何事も早めのメンテナンスが、少ない予算で対応が可能です。

2020年3月20日金曜日

小田原駅東口再開発ビル

小田原市小田原駅東口再開発ビル工事の商業施設の屋根に、弊社の瓦が採用され今週から瓦工事がスタートしました。


ビル内部にはホテル、温泉施設、併設の商業施設には小田原城、城下町風の風情ある建物が建てられ、今秋オープンします。

【写真提供 渡邊商店様】


通常の梱包は3段積みですが、高所の荷揚げの為特別に2段積みでセット。


箇所別、必要枚数に応じて梱包を行いました。


瓦工事はいつもお世話になっている静岡県の寺社工事が得意な屋根工事のプロフェッショナル軍団渡邊商店様。

長丁場な現場ですが、安全第一で完工まで宜しくお願い申し上げます。

2020年3月18日水曜日

竣工前

昨年末、工事させていただいた地元の公共物件が引渡し前なので、写真撮影に伺いました。


約400㎡の大きな切妻屋根。


今回の見せ場は何と言っても「一文字軒」

「合端(あいば)」と言って、職人さんが一枚ずつ擦り合わせる高度な技能を求められる瓦です。


「袖瓦」も同じく擦り合わせていますので、外周部にかなり時間を要しましたが、とてもスッキリした印象に仕上がりました。


瓦の下地材は「遮熱ルーフィング」と、瓦を留め付ける桟木は「人工木材」

当然、施工後は見えなくなりますが、少しのコストアップで快適性、耐久性を得られれば最終的にはお得なのです。

地場産業品である「淡路瓦」を積極的に採用していただける南あわじ市には改めて感謝申し上げます。


淡路島ってどんなところ???(漁業編)

自然豊かな淡路島。
農業も盛んですが、海に囲まれた淡路島。漁業も盛んで季節ごとに美味しい魚がたくさん捕れます。



鳴門鯛の活き造りと宝楽焼き

世界遺産認定を目指している鳴門海峡の激流に揉まれた「鳴門鯛」
通年捕れますが、春は「桜鯛」と呼ばれとても美味です。
また、蒸し焼きの「宝楽焼き」も淡路島独自の郷土料理です。


淡路鱧

梅雨時期に旬を迎える「淡路鱧」

新玉ねぎと一緒に食す「鱧鍋」がとても美味しいです。
〆は何と言っても「淡路島産そうめん」!


三年トラフグ

近年ブランド化された「三年トラフグ」
通常2年で出荷するのを3年間育てることにより、とても大きく、白子も美味!
冬場に淡路島に来られた際は是非ご賞味ください。



雲丹(ウニ)

洲本市由良沖で採れる「赤雲丹」
雲丹と言えば北海道産を連想しがちですが、淡路産の赤雲丹は流通量が少なく、その多くが築地に出荷され東京の有名料亭で出される「幻の雲丹」です。
高価ですが、独特の甘みは一度食される価値ありです。

その他、沼島近郊で採れる「アジ」「サバ」なども美味しいですよ~。。

現在お昼前、このような記事を書いていたらお腹が空いて来ました。
庶民はカップラーメンでも食べるとします(笑)



2020年3月16日月曜日

ガラス瓦

日当たりの悪い場所で明り取りを付けたい時、瓦屋根の場合「ガラス瓦」がお勧め!


大工さんの割付が完璧だったので、9枚のガラス瓦が綺麗に収まりました。


母屋とつながっている場所で採光が不十分でしたが、これで見違えるほど明るくなりました。


《改修前》


《改修中》
道路から一段下がっているので軒先が目線とほぼ一緒。
普段からも「汚れ」「キズ」防止の為、養生に心掛けていますが、今回はより一層気を付けました。


《完成》
着工中の先週末は天候が不安定でしたが、昨日無事完成しました。
日曜出勤の職人さん、本当にお疲れ様でした。
“働き方改革”が叫ばれている昨今ですが、お天道様のご機嫌で作業が左右される外部工事。
難しい問題ですが、この辺も解消しなければ若手職人さんは育ちませんよね。

2020年3月11日水曜日

創立記念日

弊社では忘れることのできない3月11日。

1961年(昭和36年)3月11日に初代社長「福原源八」が弊社を創業し、来年創業60年を迎えます。

また、9年前の今日は、未曾有の大災害「東日本大震災」が発生した日でもあります。
死者行方不明者は18,428人(2019年12月10日時点)
今を尚、約5万人の方々が避難生活を余儀なくされています。
この場をお借りし、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

25年前の「阪神淡路大震災」から度重なる地震、巨大台風の影響で、瓦の需要は厳しさを増すばかりであります。

しかし、地震、台風にも強い工事方法「ガイドライン工法」普及により、現在の瓦屋根は落ちたり飛んだりすることは皆無となりました。



約20年前から販売している、弊社オリジナル本葺き一体瓦「源八いらか」

名称の由来は、瓦づくりに生涯をかけ砕身した当社創興の祖「福原源八」から命名しています。

来年60周年ですが、その先40年後の100周年を目指し、日本の原風景「瓦屋根」を無くすことのなきよう社員、産地一丸となり日々精進を重ねていくよう、創立記念日の今日、決意を新たにした次第であります。