地場産業である「淡路瓦」のPRの一環として毎年行っている、地元西淡中学校の「卒業記念鬼瓦づくり体験」
第9回目の今日、淡路瓦工業組合のメンバーの一員として参加しました。
一時間目は、瓦の歴史、現在の状況、新しい取り組みなど、出来るだけ中学生に分かりやすいように努め、話をさせていただきました。
二時間目からは、あらかじめ用意したデザイン画をもとに、鬼瓦づくりがスタート。
みんな真剣に作業してくれたので、予定時間より余裕をもって終了し、
一生に一度しかない中学生活ですが、コロナ渦の影響をまともに受けた三年生。
部活動や様々な行事が中止になったり、縮小されたりしました。
今回の鬼瓦づくりが、中学生活の思い出の一つとして、心に刻んでくれたら嬉しいですね。
また、人口の減少が続く淡路島。
早い子なら高校から島外の学校に行き、多くの子が高校卒業後、大学進学、就職で淡路島を離れます。
若いうちは色んな所に行き、目で見て、肌に触れ、様々は経験をすればいいと思います。
しかし、数年、数十年後には、生まれ故郷の淡路島に少しでも多くの子が帰って来てくれれば嬉しいです。
その中から、一人でも淡路瓦に関係する仕事に就いてくれたらなお嬉しいです。
今日の作品は、丁寧に乾燥し、焼き上げ、卒業前の3月上旬にお届けしますので、待っててくださいね。
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