2019年1月25日金曜日

出前授業2019

淡路瓦工業組合のPR活動の一環で、今年で5回目となる地元西淡中学校での出前授業。

昨日、卒業記念鬼瓦製作を3年生88名のみんなに体験していただきました。


まずは、体育館にて1時間程、淡路瓦の歴史、新商品の開発、製造工程などを勉強してもらい、その後教室に移動して鬼瓦づくりを体験してもらいました。



予定時間をオーバーするほど生徒のみんなは真剣に取り組んでくれました。


個性溢れる作品の数々、壮観ですね。


中でも目についたのがコレ!
耳付きの力強い作品ですね。

新聞社、テレビ局のメディアの方々に多数取材に来ていただき、この場をお借りして御礼申し上げます。
また、毎年お世話になる西淡町学校の先生方にも御礼申し上げます。

淡路瓦の窯元が集積する西淡地区で生まれ育った生徒のみんな。
将来淡路島を離れることがあっても、何かの機会に故郷が瓦が地場産業であることを思い出してくれると嬉しいですね。
また、この中から将来の瓦師が生まれることを期待して。


2019年1月23日水曜日

瓦とひなまつり2019

瓦の町「津井」の春の風物詩「瓦とひなまつり」が今年も開催されます。


今年で5回目となり、毎年グレードアップし、1000体以上のレトロなおひなさまと、400年以上の伝統のあるいぶし瓦との華やかな和の共演は見ごたえたっぷりです。




※写真は一昨年のものです

女の子には、衣装レンタル&着付無料でお姫様気分を味わえたり、淡路瓦の歴史、作業工程等をパネル展示している常設コーナー等があり、ご家族で楽しめるイベントです。

開催期間も長いので是非淡路島にお越しの際はお立ち寄りください。

詳しくは→http://kawara-hina.com/

会期: 2019年2月9日(土)~4月7日(日)
時間: 9:00~17:00
会場: 南あわじ市産業文化センター展示棟
    ※入場無料です


2018年12月29日土曜日

年末年始休業のお知らせ

お正月の飾り付けも終わり、弊社では昨日が仕事納め。


今年も多大なるご愛顧を賜り、無事年末を迎えることが出来ました。

今年は、地震、台風等の自然災害が猛威を振るい、多くの被害があり、特に大阪周辺では、まだまだブルーシートのままの屋根が点在しています。

原因は圧倒的な職人さん不足。特に和瓦の場合「かわらぶき」専門職でないと無理なことが多く、急いで工事をやってほしい気持ちは分かりますが、専門以外の職種の方が工事をすれば、後々の雨漏り等の二次被害が発生する恐れがあります。
各屋根工事店様は日々奔走していますので、出来るだけ復旧工事は専門の屋根工事店にご依頼ください。

【年末年始休暇】
平成30年12月29日(土)~平成31年1月6日(日)

上記の期間はお休みで、1月7日(月)から新年の営業開始です。

来年は自然災害が少ないことを祈りつつ、弊社の各SNSをご覧いただいている皆様が良い年が迎えられることを祈念し、今年最後のブログを終えたいと思います。

来年はもう少し投稿回数を増やせるよう頑張りますので、宜しくお願い申し上げます。


2018年12月8日土曜日

本葺き一体瓦「源八いらか」完工

今年の夏に納品した横須賀市のお寺改修工事ですが、工事店様から完工写真が届きました。



ビフォー


アフター


ビフォー


アフター


ビフォー


アフター

中々ビフォーアフターの写真をいただけることがないので、送っていただいた工事店様には深く感謝申し上げます。

また、経の巻2尺2寸棟鬼(頭の高さ約67㎝)もある大きな鬼瓦を据えていただきましたが、ほぼ加工することなく、すんなり取付けできたとの事。
良くて当たり前で、クレームを聞くことがあっても、お褒めの言葉をいただくとは殆どないので、重ね重ね感謝申し上げます。
※当然製作した鬼師さんにも連絡しました。

この度は、遠方の神奈川県のお寺様に淡路瓦をご指名いただき、またご住職様、世話人様等には淡路島にもお越しいただき、この場をお借りし御礼申し上げます。

ちょっと遠方ですが、実物をこの目で見学したいですね。


2018年11月12日月曜日

ジャパンホームショー2018


ご案内が遅くなりましたが、来週開催される「ジャパンホーム&ビルディングショー2018」に今年も「淡路瓦工業組合」が出展します。

弊社も組合PR委員のメンバーとして参加しますので、是非ご来場ください。

場所:  東京ビッグサイト東展示棟
会期:  平成30年11月20日(火)~22日(木)10:00~17:00
     ブース番号:東4ホール 4L-07



2018年11月2日金曜日

#瓦屋根コンテスト

弊社も加盟している淡路瓦工業組合の今年度のPR事業として、昨日より
「木造住宅/瓦屋根のある風景フォトコンテスト」を実施しています。


日本が世界に誇る町並みを形成する木造住宅。甍の波などで魅了する素晴らしい木造建物の写真を募集します。
自慢のご自宅はもちろん、旅先で出会ったお洒落な和風、和モダン建築の写真などから、各賞を決定いたします。
いつかはこんな家に住んでみたいと思わせる自慢の写真で、豪華賞品をゲットしてください!

募集期間は、平成30年11月1日~平成31年1月31日まで
発表は、平成31年3月です。

詳しくは
 ↓  ↓  ↓
淡路瓦工業組合 公式ホームページをご覧ください。

簡単な応募方法は、Instagramで #瓦屋根コンテスト のハッシュタグを付けてでOK

沢山のご応募お待ちしています。

2018年8月25日土曜日

台風20号

一昨日徳島県に上陸し、関西直撃となった台風20号。

風力発電のタワーが倒壊したほど、淡路島では強風が吹き荒れました。

築年数が古く、旧工法で工事した瓦屋根の被害が多数。

昨日は現地調査に奔走しました。


特に多かったのが淡路島で多く見かける入母屋造りの「キザミ平」の飛散。

旧工法の土葺きで、ステン釘等で留め付けしていないのが原因です。


数年前に、同じ敷地の裏座敷を現工法の「ガイドライン工法」で工事した屋根は、まったく被害なし。


「ガイドライン工法」とは、阪神淡路大震災以後の平成13年に全日本瓦工事業連盟が主体となり施行された工事方法。


風の影響を受けやすい破風(ケラバ部分)の3点留め。


軒先の3点留め。

棟瓦の葺き土を南蛮漆喰使用、銅線緊結などの工法を指します。

弊社でも「ガイドライン工法」施行後遵守していますので、ガイドライン工法以後の物件では、まったく被害はありませんでした。

台風が近づくとメディアでは、「風速20m以上で瓦が飛び始まます!」と、相変わらず間違った報道をしますが、現工法では飛ばないのです!

施工方法は日進月歩。

見た目は変わりませんが、施工方法は進化しているのです。

また、屋根の上は非常に危険ですので、点検等は決して自分で上がらず、専門業者にお任せくださいね。