先週、竹中大工道具館に立ち寄った際、少し足を延ばし神戸北野異人館を散策しました。
異人館は、主に明治から大正時代にかけて建てられた欧米人が居住していた西洋館のことです。
1977年放送のNHK連続テレビ小説「風見鶏」などで北野異人館として広く知られるようになり、観光名所となりました。
阪神淡路大震災により、約3割が失われましたが、40棟余りが現存し、保存措置が講じられています。
そんな異人館には、たくさんの「いぶし瓦」が葺かれています。
「洋風には、いぶし瓦は合わないですよね」と言われることが多いですが、異人館の街並みを見れば、決してそんなことはありません。
何と!セブンイレブンの店舗の屋根も「いぶし瓦」
このような配慮はとても嬉しいですね。
スターバックスコーヒー異人館店の屋根にも「いぶし瓦」
ここで豆知識
1907年(明治40年)に建築された木造2階建ての住宅で建築当初は米国人が所有していたものです。
1995年(平成7年)阪神淡路大震災の被害を受けた後取り壊される予定でしたが、神戸市が建物の寄贈を受けた上で、解体・部材保管し、その後民間業者に部材譲渡して、平成13年に現在地に再建・移築されたそうです。
残念ながらこの日は店舗メンテナンスのため臨時休業。
また近いうちに再訪したいと思います。
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