2023年8月9日水曜日

黒いぶし「黒宝」

従来の「いぶし瓦」と同じ淡路島で採掘される粘土100%を使用し、極限まで高温で焼き締めることにより誕生した「黒いぶし」

弊社独自の商品名がなかったので社内公募をし、十数個の候補の中から「黒宝(こくほう)」に決まりました。

また今回、淡路島で初めて採用され、足場が外れたので撮影に行ってきました。

この物件は、出来るだけ兵庫県内産(特に淡路島産)の建築資材を採用するコンセプトで、屋根材は出来るだけマットな色調を好まれたので、「黒いぶし」を提案し採用していただきました。

瓦の形状は従来からある形状ですが、棟部をシンプルな役瓦をチョイスすることにより、シンプルモダンな物件にも十分マッチしますね。
是非、寒冷地にも対応可能は「黒宝(こくほう)」を宜しくお願い申し上げます。

なお、お盆前の最終営業日は明日(10日)で、下記の期間夏季休業とさせていただきます。
2023年8月11日(金)~16日(水)

台風6号が九州に接近中なのと、台風7号も週明け本州に上陸しそうです。
進路周辺に当たる方々は、決して無理をせずくれぐれも安全第一でお願い致します。

2023年7月1日土曜日

ひょうご産業SDGs推進宣言事業登録

 申請していた「ひょうご産業SDGs推進宣言事業」の登録書が届きました。




「ひょうご産業SDGs推進宣言事業」とは、SDGsの2030年の達成に向け、世界中の企業がサステナビリティを追求した経営への変革を目指すなか、SDGsへの対応が遅れた中小企業は、大企業が取り組むグリーン調達や CSR調達の取引から排除されるなどの経営上のリスクが高まっています。

このため兵庫県では県内の中小企業に対し、SDGsの普及啓発を行うと共に、SDGsの達成に向けて取り組む中小企業の宣言内容を登録、集約し、広く社会に公表することにより、宣言企業の取り組みを支援するものです。


登録されたことで立ち止まることなく、「持続可能は17の目標」を一つでも多く達成できるよう、肝に銘じて企業活動に取り組んで行きたいと思います。

2023年6月15日木曜日

サカイハラ 大感謝祭開催のお知らせ

 いつもお世話になっている「プロショップ サカイハラ・チョットハウス」の笑顔あふれる大感謝祭が今週末開催し、弊社も屋根瓦の展示・屋根リフォーム相談で出展します。


写真は以前の会場風景です。

住宅設備・電動工具の大特価品はもちろんのこと、金魚すくい・スーパーボールすくいなど、ご家族連れで楽しめるコーナーや、淡路島のソウルフード「ピンス焼」の池田屋さんも出店しますので、是非ご来場ください。

会期:2023年6月17日(土)と18日(日)の二日間
時間:8:30~18:30(日曜日は17:00まで)
場所:サカイハラ津名店特設会場
   淡路市志筑字石畑600-2

2023年6月13日火曜日

かわらや(安冨白土瓦)さん、体験場増設

 淡路瓦粘土で体験ができるかわらやさん

この度、団体でも対応できるスペースを増設したので、先日見学に行ってきました。

圧巻の瓦の壁!

コンセントも桟瓦を切り込んでスマートに設置。


大型の空調機器も設置し、快適に瓦粘土と戯れることができます。

併設されている、淡路島の新名物「かわら焼」のレストランもあり、一日中満喫できること間違いなし!
淡路島特選の猪豚(ゴールデンポアポーク)を、淡路島特産の「いぶし瓦」で焼くことで、旨味を逃さず、まろやかな味を堪能できます。

淡路島は昨今観光ブームですが、淡路島で行く場所に迷ったら、是非「かわらや」さんへ!
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2023年6月7日水曜日

鬼瓦修理再焼成

 鬼瓦の焼き直しの依頼があり、現物が届きました。


かなり年数が経っているみたいですが、星を散りばめたお洒落なデザイン。

当時の鬼師さんのセンス、凄すぎます。

巴も桜の花びらでとってもお洒落さん。

傷んでいるところは修理し、再焼成して再び屋根に鎮座します。

正しくSDGs(持続可能な開発目標)。

将来の世代の為の地球環境や資源が守られ、今の状態が維持されます。

他の屋根材だと、このようなことはできません。

修理再焼成が出来る鬼師さんの匠の技により、思い入れのある鬼瓦をいつまでも屋根に飾ることが出来るのです。

この場をお借りし、修理再焼成の依頼をいただいた工事店様には感謝申し上げます。


2023年6月3日土曜日

第42回南あわじ市慶野松原花火大会

 4年ぶりに慶野松原花火大会が開催されます。


開催日は、2023年7月29日(土)

何と!今回は神姫観光様から「船上から見る!海上花火大会鑑賞ナイトクルーズ」のバスツアーが発売中です。

姫路・三木・福崎・明石・西宮・三宮・新大阪方面からバスに乗車し、福良港から「日本丸」に乗船し、淡路島西海岸のサンセットを見ながら移動し、約250mの至近距離から花火大会鑑賞し、花火大会終了後は、ライトアップされた鳴門の渦潮を見て帰港。

旅行代金はお一人様12,800円。

(淡路牛ステーキ重弁当付き)

約3,500発のの花火を迫力ある至近距離で体験してみませんか?

詳しくは神姫観光様website

  ↓  ↓  ↓

https://www.shinkibus.com/bustabi/goods/2323/

ご帰着が深夜になりますので、公共交通機関が終了している場合がございますので、ご注意お願い致します。


2023年5月27日土曜日

瓦の再利用

 最近、瓦を砕いた(シャモット)の引き合いが続いています。



製造時に発生する不良品や、デッドストックなどを廃棄すれば産業廃棄物になりますが、砕いて再利用をすれば、SDGs(持続可能な開発目標)の⑫つくる責任つかう責任や、⑬気候変動に具体的な対策をや、⑮陸の豊かさも守ろうなどに合致すると思います。

写真のように使用していただければ、瓦は多孔質なので、高い保水性・調湿効果があり、都市部の夏場で特に問題となっている「ヒートアイランド現象」の抑制効果が期待できます。

特にいぶし瓦は、高温焼成し炭素皮膜で覆われているので、雑草が嫌がるアルカリ性となっており、雑草抑制の効果も期待できます。

なにより淡路産いぶし瓦の原料は、淡路島で採れる粘土100%を使用している作られているから、元々とても地球に優しいのです。
このように再利用すれば上記のような効果があり、これまた地球にとても優しいのです。


廃棄物の削減とリサイクル、ヒートアイランド現象の抑制。
サスティナブルな取り組みを行うことにより、環境問題の解決の一端を担えたら嬉しいですね。