2020年10月9日金曜日

黒いぶし 施工写真

 昨年納入させていただいた「黒いぶし」の物件ですが、素敵な施工後の写真を送っていただきました。


先ずはドローンで撮影した上空から。
上空からだと、大きな入母屋屋根の全貌がはっきり分かりますね。



改修工事だったので、年月が経ち手入れの行き届いた庭の植木の数々と、マット系の「黒いぶし」の色調がマッチしますね。


「黒いぶし」を製造し始めて間もなくご採用頂きました、お施主様、設計士様、元請様、屋根工事店様には、この場をお借りして御礼申し上げます。


【「黒いぶし」と「いぶし」との比較】

材料(淡路産粘土100%)は同じですが、淡路粘土に含まれる鉄分(Fe203)の含有率は約6%あり、高温焼成することにより「黒いぶし」を作ることが出来ます。

表面が非常に硬質で傷が付きにくく、表面の色と内部の色が同じの為、変色の心配もありません。

また、吸水率も非常に低く(6%以下)、寒冷地においても安心してご使用いただけます。

高温焼成のため、寸法の「バラツキ」行儀の「ネジレ」が「いぶし瓦」より多くあるのがネックですが、、。。

2020年9月25日金曜日

祝!新築(いぶし瓦の切妻屋根)

 先日、弊社近くの新築現場の瓦屋根工事が終了しました。


防水シートのルーフィングは元請様のこだわりで、高い遮熱性能で野地板裏面温度を6~8℃軽減できる「遮熱ルーフエアテックス」を。


棟換気部材も使用し、施工後目に見えない箇所で、長年に渡り大切なお家を守ります。


軒瓦は丸い部分がフラットになった「ベタ万十」
軒先がスッキリした印象になります。


瓦の裏面は、弊社オリジナル「水切り付軒先瓦(特許取得済」で、強風時の樋からの雨水の侵入による瓦の下の瓦座の腐食を防ぎます。
キーワードは「小さな技で大きな安心」


袖瓦は、設計士さん、個人的にもイチ押しの「中付袖」
光による陰影が楽しめる和瓦では最高級の袖瓦。
職人さんが一枚ずつ丁寧に擦り合わせて隙間なく仕上げないといけないので、職人技が発揮できる袖瓦でもあります。


仮設足場の都合上、棟の部分良い写真がありませんが、昨今のトレンドで段数を低くし、今回、のし瓦は2段、鬼瓦なしのスッキリ仕様となっています。

家づくりは当然、デザイン、初期コストの大事ですが、屋根材も多種多様で一長一短。
瓦屋根を当然使っていただきたいですが、防水シート(ルーフィング)をこだわることにより、家は長持ちするのですよ。



2020年9月3日木曜日

国際フロンティア産業メッセ2020

 今日と明日、神戸市で開催中の「国際フロンティア産業メッセ2020」

弊社の防滑事業部と、淡路瓦工業組合が出展しています。


毎年、交通事故で亡くなられる方よりも転倒事故で亡くなる方が多い事実。
不幸な事故を起こさないために開発された「クリアグリップ」「カパラグリップ」
是非、写真では伝わらない感触をブースにてお確かめください。


「ひょうごじばさんブース」では、淡路瓦工業組合も出展しています。

パネル展示とサンプル展示がメインですが、組合員各社の瓦、こちらも手に取り質感をお確かめください。

今年はコロナウィルスの影響で開催が危ぶまれましたが、主催者一同、感染防止対策をし、出展者はフェイスシールド着用で接客させていただいておりますので、ご案内が遅くなりましたが、お時間のある方は是非ご来場いただきますようお願い申し上げます。

詳しくは「国際フロンティア産業メッセ2020」公式HP→

2020年8月10日月曜日

漁港の見える家

 明日から弊社では夏季休暇。

休み前に「漁港の見える家」が完成しました。




切妻屋根と片流れ屋根の間に開口部がある、ちょっと屋根屋泣かせの形状。
非常に蒸し暑い日が続く中、職人さんが頑張ってくれました。


片流れ部分は、垂れの長い専用の棟瓦。

袖瓦は水垂れ軽減機能「レインキャッチャー付」

また、写真では分かりづらいですが、瓦の色は「クールブラック」

熱を伝えにくい「粘土瓦」に赤外線を反射する「遮熱」機能をプラスすることにより、夏場の屋根材表面温度は、化粧スレート(茶系色)に比べ、何と!-13℃

釉薬は塗装と違い、熱や紫外線劣化に強く、長期間この遮熱性能が続きます。


2020年8月8日土曜日

夏季休暇のお知らせ

ご案内が直前になってしまいましたが、11日(火)から16日(日)まで夏季休暇を取らせていただきます。

今年は、新型コロナウィルスの影響で例年と全く違う夏。
元々遠出する予定もありませんでしたが、ダラダラせず、ステイホームで何か自己啓発になるようなことでも、、。と思いますが、さてどうなることやら、、。
とりあえず、ここ数日の酷暑で疲労困憊ですので、身体のケアに努めます。

 

2020年8月1日土曜日

平屋の家

シンプルな平屋のお家、瓦工事終了しました。



防水シートのルーフィングは、遮熱効果があるタイプ。
棟換気も取り付ける事により、小屋裏の気温上昇を防ぐ効果があります。


瓦をカットする時には、職人さんがカラーコーンを取り付けた集塵機で埃が舞い散る事を防いでいます。
空調服とアシックスの安全靴で、安全対策もバッチリですね。



完成~~。
フルフラットの平板瓦の一体袖仕様なので、今風の非常にシンプルな仕上がりになりました。
シンプル過ぎて瓦っぽくありませんが、粘土瓦なのですよ~。
焼き物なので経変変化による色の退色はほぼ皆無。
施工方法はもちろん耐震・耐風工法の「ガイドライン工法」
風雨にさらされる条件が厳しい屋根。
長年にわたり、大切なお家を守ります。
 
 
 
 

2020年7月14日火曜日

夏の交通事故防止運動

兵庫県交通安全協会主催で「夏の交通事故防止運動」が15日(水)~24日(金)まで行われます。


スローガンは「やさしさと笑顔で走る兵庫の道」

現在梅雨末期。雨が降れば、見通しも悪くなりますし、スリップ事故も多発しますので、より一層の安全運転を心がけましょう。

また最近、道路交通法が一部改正になりました。


昨今、社会問題になっている「あおり運転」の厳罰
令和2年6月30日施行され、「妨害運転」に認定されると一発免許取消しに!

しかし高速道路で「追い越し車線」を延々と走る車を多く見かけますが、「通行帯違反」という列記とした交通違反なのです。
追い越しが終われば、スムーズに走行車線に戻りましょうね。



こちらは令和元年12月1日施行の「ながら運転」厳罰化。
普通車で違反点3点、反則金18,000円、、、。。


こちらはちょっと複雑な「運転できる自動車の範囲」
平成29年3月12日に新設された「準中型免許」
弊社では最大積載量3トンのトラックがありますので、免許取得日により普通免許で運転できない可能性があるので確実に確認しなければいけません。

ちなみに私は、大型免許取得者(ほぼペーパーですが、、、。。)
機会があれば「けん引免許」取りたいですね~~~。
あっ!運転技術もそうですが、もう目が見えないかな~~(^_^;)

2020年7月13日月曜日

塀瓦いろいろ②

先日一般的な塀瓦のご紹介をしましたが、今日は豪華バージョンのご紹介。


瓦の中でも高級な「本葺き瓦」の塀バージョン。
「丸に七曜」紋も入り、お寺ならではの佇まい。
※写真は「九曜」となっていますが、「七曜」の間違いです。


こちらは規格判(53判)の粒入万十軒を使用し、分かりづらいですが、「のし瓦」は規格判より薄い「薄のし(反り)」を使用しました。
板金屋さん、建具屋さん、大工さんの極め細やかな仕事が光る塀に仕上がっています。


こちらは「角桟垂付目板」
全長が尺2寸(約360㎜)もあるので瓦を作るのも難しいですし、垂れた部分を瓦職人さんが一枚ずつ擦り合わせて施工する難易度の高い塀瓦です。

「塀瓦」と言っても様々。
意匠性、コストなどに応じ対応できるのが「瓦の良さのひとつ」
屋根材が瓦でなくても、塀に瓦、いかがですか???

2020年7月10日金曜日

こだわりの平屋づくり

香川県の弊社お得意先様のこだわりのご自宅。
素敵な物件2棟分の写真が届きました。


先ずはこちらの物件。
昨今、軒の出が少ない物件が多い中、非常に長い「軒の出」と「破風出」。
見た目の高級感はもちろん、夏の強い日差しを遮り、風雨による壁の汚れを防止する効果があります。
写真では分かりづらいですが、軒瓦は紋入、棟部ののし瓦は目地積み(透かし葺き)鬼瓦は別注品。シンプルな屋根形状ですが、見どころ満載な屋根です。


個人的に一押しがこの塀。
垂直部分にも素丸瓦を使用し、端部(直角部)は非常に綺麗に加工しています。


もう1棟がこちら。
袖部に、お寺で使用される「袖丸」を使用し、棟部も通常の民家では鬼瓦は端部だけですが、お寺の隅棟に使用される「二の鬼」のように、鬼瓦が二段構えになっています。


腰壁には平板瓦が!
ナイスアイデアですね~~~。

一般的に「平屋」の屋根は画一的になりがちですが、流石屋根職人さん!
随所にアイデア満載で、瓦マニアにはたまらない納め方のオンパレード!

瓦ってアイデア一つでまだまだ魅せ方がありますね~~~。

撮影許可をいただいた両名には、この場をお借りし御礼申し上げます。

2020年7月7日火曜日

塀瓦いろいろ

瓦って屋根だけ???って思われている方も多いと思いますが、実は塀にもよく使用されます。


一体型の塀瓦でポピュラーなのが「風格」
こちらの現場では、曲り(コーナー)に『桃』の飾り瓦をチョイスしていただきました。


「風格」の模様入りの「伝統」
この瓦は寺社仏閣の塀によく使用されます。



80判(小瓦)を使い、棟瓦のポイントに菱のし(ダイヤのし)を使用した塀。
通常のサイズを使用するより、サイズが小さい「小瓦」のほうが、塀の全長とのバランスがとれます。



こちらは某動物病院のファサードに80判(小瓦)の片流れ。
元請さんが打合せ通りに躯体をしあげてくれたので、非常にスマートに瓦が収まりました。


一般的な120㎜幅のブロック塀に「5寸紐丸」
瓦を乗せることにより、意匠的にも豪華になり、また雨垂れ防止に有効です。


コンクリート打ちっぱなしに「7寸紐丸」
コンクリートの無機質感と「いぶし銀」がマッチしますね。

「塀」と言っても多種多様。
多種多様な塀に様々なバリエーションで対応できるのが「瓦の良さの一つ」
実は屋根材は瓦でなくても、塀だけ瓦っていうところは結構あるのですよ~~~。

2020年7月4日土曜日

袖瓦いろいろ②

今日のご紹介はマニアックで出荷量は少なめですが、瓦マニアにはよだれが出そうな袖瓦


中付キザミ袖
主に、本葺き瓦に使用される袖瓦で、垂れた部分が長く、中に入っているので陰影が楽しめる高級品です。


中付袖
和形に対応した、こちらも陰影が楽しめる袖瓦です。
中付キザミ袖と同様、一枚ずつ職人さんが擦り合わせの加工を必要とする袖瓦です。
個人的にはイチオシ!の瓦です。


キザミ平
淡路島を中心に入母屋造りの袖部によく使用される袖瓦で、重厚感たっぷりな瓦です。
和形で使用する場合は瓦の重なりが多いため、瓦の下の野地板を下げる必要があり、大工さんとの打合せが重要です。

一口に袖瓦と言っても多種多様。
地域性、オリジナル性、デザイン性など設計時にいろいろ検討する楽しみがあるのも「いぶし瓦の良さ」の一つなのですよ。

2020年6月30日火曜日

袖瓦いろいろ

先日「軒瓦いろいろ」をご紹介しましたが、今回は「袖瓦いろいろ」。


全国的に一番多く使用されている「普通袖」
三州瓦では「並袖」と言われ、名前は平凡ですが、一枚ずつ職人さんが加工して取り付ける難易度の高い袖瓦です。
瓦の品質と、職人さんの技能が高ければ、ご覧のように隙間なく仕上がります。



こちらは西日本地区で一般的な「紐付袖」


「流美袖」
「紐付袖」の出っ張り部分(通称 紐と呼ばれています)がなだらかになっており、53判の面取限定ですが、シンプル&コスト面でパフォーマンスが発揮できる袖瓦です。


入母屋造りの袖瓦によく使用される「横車」
入母屋造りが新築では激減している昨今、需要はほぼリフォームに限定されつつあるのが寂しい限りです。

バリエーションの豊富さが「いぶし瓦」の良さの一つ。
まだまだ「袖瓦」がありますので、次回のお楽しみに!

2020年6月26日金曜日

黒陶タイル

弊社玄関先の庭ですが、サツキの見ごろも終わり、庭師なみの技術がある従業員さんが、綺麗に草刈り&剪定をしてくれました。




壁に貼っているのは乾式タイルではなく、「黒陶タイル」といって、淡路瓦と同じ素材(粘土)を使用し、極限まで高温で焼き締めることにより、強い強度を持ったエクステリア材です。



いぶし製も味わいがありますが、表面に傷が入りやすく、メンテナンス作業が必要ですが、「黒陶タイル」は表面が非常に硬いので、頻繁に人が歩くような箇所にはお勧めです。

「淡路瓦」って屋根瓦だけ???って思われている方も多いと思いますが、このような商品もラインナップしていますので、エクステリア材としていかがですか?