2018年6月9日土曜日

庫裏新築工事完工

二カ月ほど前から取り掛かっていた庫裏新築工事の屋根瓦工事が終了しました。


ルーフィング貼り~桟木打ち


瓦揚げ

勾配(角度)が急なので、本当に大変な作業です。


地伏せ(桟瓦葺き)~掛巴取付け


細かな所も、大工さんとの打合せが良いのでバッチリ収まっています。


経の巻鬼の足はお任せだったので、若葉足を採用。

スッキリしていて元請様にも気に入っていただきました。


棟部の熨斗(のし)積みは、薄のし(大反り)を一枚ずつ反り具合をチェックしての、目地積み。



自作コンパネ足場を設置してくれていたので、瓦に傷が付かずに仕上りが非常に綺麗で職人さんには感謝です。


隅巴の後ろの巴蓋(帽子みたいなもの)も綺麗にカットして綺麗に収まっています。


まだ足場がありますので全景の写真は後日になりますが、近くで撮影できるのは足場があってこそ。

全て工事が終われば撮影に行きますので、全景は後日のお楽しみに~~~。

使用瓦 桟瓦 53判切落防災瓦
    軒瓦 粒入万十
    棟瓦 薄のし(大反り)+角桟冠振伏せ
    鬼瓦 経の巻

2018年6月1日金曜日

梱包作業

瓦屋根は、製造、運送、施工業者など、関わる人々により形成されます。

今日は、梱包作業のご紹介です。


昨今は、邸別梱包と言って、物件単位のご注文に応じてセットします。

特に寺社物件は、役瓦の種類が多く大変です。

現場での使用順位、破損しないようになど、細心の注意を要します。

上記写真は来週九州向けに出荷する瓦ですが、専属運送業者様の梱包は、正しくプロフェッショナルです!


また、不足品の対応には宅配業者様が欠かせません。

しかし、宅配業者様は運送のプロフェッショナルですが、瓦専門ではないので、より一層細心の注意が必要です。

お得意先様に到着後、梱包資材が多くて処分に困るとの声もありますが、瓦は割れ物。

大切な商品が割れないように真心梱包をしていますので、ご事情を察知していただければ幸いです。