桟瓦はステンレス釘で留め付けすることはもちろん、昨今「防災瓦」と言って瓦の水下右側に突起が付いていて対面の瓦に噛み込み浮き上がりを防止します。
風であおられる可能性のある「軒先部」「袖瓦部」はステンレス釘で2カ所と、L形釘及びパッキン付ステンレスビスにて3ヵ所留めを施し、暴風、地震に備えます。
「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」が発行された平成13年以前の棟瓦の施工の葺き土の大半は粘土でしたが、ガイドライン工法が浸透してきて現在大半は「南蛮漆喰」を葺き土に使用し、「のし瓦」も銅線留め付ける工法が主流です。
なお、この施工要領書は基準風速38m/s以下の地域で、小規模建築物の屋根における瓦葺工事を適用範囲として編集したものです。
※基準風速38m/sを超える地域
高知県、鹿児島県の一部、沖縄県、鹿児島県、東京都の離島など
※小規模な建築物の定義
2階建て以下、且つ延べ床面積500㎡以下の木造建築物及び
平屋、且つ延べ床面積200㎡以内の木造以外の建築物
詳しい資料は弊社HPのトップページよりダウンロードが出来ます。
↓ ↓
昭和窯業株式会社
0 件のコメント:
コメントを投稿