一期工事分は、漆喰もお色直しをして綺麗に仕上がっています。
職人さんの腕の見せ所「袖瓦の合端(あいば)」
一枚ずつ削り合わせて、隙間なく仕上げています。
棟瓦は、のし5段に垂紐付付丸伏せ。
この付丸は淡路島ではスタンダードですが、四国、九州地方では殆ど出ません。
いぶし瓦の良さは、地方性が出る屋根材なのです。
今回、ちょっと苦労した箇所がこの部分。
左袖と右袖が一枚ずつ(汗)
大工さんが打合せ通りに野地を作ってくれたので、バッチリ納まりました。
隅棟の端部は、いつものカラーベスト納め。
漆喰で塗るだけで納めるより、耐久性は格段にアップします。
こうして、また一件の「いぶし瓦の屋根」が完成しました。
施主様のおばあさんには、毎回休憩時におやつを出していただき職人さん、私も大喜び(笑)
T様、大変お世話になりました。
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