昨日、設計士さんのご厚意で、神戸市にある六甲幼稚園を見学させていただきました。
大正時代に建てられた蔵を改修し、何と!現在は学童保育に使用されているそうです。
アプローチは高級料亭の雰囲気。
外壁の焼杉に、玄関は達磨窯で焼かれた敷瓦。
内部にはステンドガラスの数々。
漆喰工事は有名な久住さんが手がけたそうです。
一枚板の机と、竹製の椅子。
この椅子は座ると微妙のしなり、長時間座っても疲れないそうです。
トイレも久住ワールド。
屋根はエッジの効いた「シノギ桟」。
何から何まで本物志向。
案内していただいた事務長様のお話によると、「子供をこのような場所で遊ばせると心配と思うでしょ??」
実際私は非常に心配でした。
でも全く違うそうです。
小さい時から本物に触れると、子供はしっかり学び、決して汚すことなく、綺麗に使うそうです。
敷地は駅前とは思えない2200坪超。
季節の木々が生い茂る広大な庭園で、子供たちは遊具を使わず、自然と戯れ、伸び伸び元気よく遊ぶそうです。
田舎の幼稚園でもこのような機会が希薄になっている昨今、都会のど真ん中で、このような環境で通園する園児は羨ましいですね。
改修工事を設計したのは、ビフォーアフターにも数回出演された「長尾健建築研究所」様
全国で地域に根差した設計の数々。
是非、ホームページの施工例をご覧ください。
ホームページ→「長尾健建築研究所」
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