平成25年4月13日に淡路島を震源とした最大震度6弱の地震から、今日で丸二年になります。
半壊、一部損害を含め、淡路島全島で約8000棟の物件に被害がありました。
約20年前に発生した「阪神淡路大震災」後の施工方法の改良により、大震災後の施工物件の被害はほとんどありませんでしたが、それ以前の物件に被害が集中しました。
旧工法では、瓦の下に葺き土を置いて施工する「土葺き工法」が標準でしたが、現在では、上記写真のような、ルーフィング(防水シート)の上に「瓦桟木」を打ち付け、瓦をステン釘等で留め付ける「引掛け桟工法」が主流です。
瓦自体もフックが付いた「防災瓦」が主流となり、震度7クラスの揺れにも耐えうる性能があります。
《瓦は重いからダメ!》との風評被害が続いていますが、見た目は同じでも、施工方法は日進月歩で改良されています。
防水性能、遮音性能、互換性など、粘土瓦(特に和瓦)には他の屋根材より優れた性能がたくさんあるのですよ!
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