粘土瓦の寸法について
粘土瓦は、日本工業規格(JIS)で寸法、吸水率、曲げ破壊荷重が規定されています。
和瓦(J型)では、53A、53B、56などがあり、規格判ではありませんが、地域性などにより、瓦の重なりが深い、「深切判」「両深判」、庇、門などに使用される小瓦(80判、100判)などがあります。
実際の瓦の働き寸法とは、全長、全幅から重なり部分を差し引いた(上記赤線)寸法のことであり、修理等でお問合せいただく場合は、働き寸法をご連絡いただければ非常に助かります。
和瓦の良さは色々ありますが、今回アピールしたいのは「互換性」
数十年の長きに渡りお住まいになる家。
後々、どんな家でもメンテナンスが必要になりますが、その時、互換性のない屋根材だと修理不可となります。
しかし、和瓦だと大丈夫。
仮に製造メーカーが違っても、差し替え(修理)ができる優れものです。
住宅購入は高い買い物。数十年後のメンテナンスも視野に入れ、購入の際はご検討ください。
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