小豆島から素敵な写真が届きました。
大きな平屋の一文字葺き。
施主様のこだわりが随所にあり、上棟してから一年以上。まだ内部は完成していないそうです。
左右の壁は「鎧張り」
鎧のように少しずつ板を重ねて張る工法で、重厚感が違います。
凄いのが全て石でできた塀。
【一口メモ】
小豆島は江戸時代から花崗岩の産地で、1583年豊臣秀吉が初めて大坂城築城にかかったとき、豊臣領だったため、加藤清正らによって採石されました。
その後、1620年徳川家康が大坂城を大改築した際、大量の石を切り出し、大阪に送ったそうです。
大坂城以外にも、江戸城や皇居石橋(西丸大手橋)などにも使用されています。
クレーンなどの重機がなかった江戸時代。どうやって運んだのでしょうか???
先人は偉大すぎます。
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