2020年6月23日火曜日

軒先瓦いろいろ

いぶし瓦は、バリエーションが豊富な所が良さの一つです。

4年程前のブログでもアップしましたが、再度ご紹介しま~~す。



一般的に一番主流なのが「万十軒」


正面に模様が入っている「粒入万十軒」
他産地では「京花」などと言いますが、寺社仏閣などで良く使用される軒瓦です。


「粒入万十軒」の丸い所だけ家紋、屋号など任意の模様にすることが可能な
「特注紋入万十軒」
寺社仏閣の家紋は勿論の事、店舗などの屋号を入れることでき、オンリーワンな軒先を演出できます。


軒先瓦で、最もシャープで、高級な「一文字軒」
職人さんが一枚ずつ擦り合わせをし、職人技が最も発揮できる軒先瓦です。


弊社オリジナルの「和風シンプル軒」
加工を必要とせず、名前のごとくシンプルな軒先を演出できます。


「ベタ万十軒」
「万十軒」の丸みを帯びた部分がフラットになっており、意匠的にシャープな印象を醸し出せます。


「カマ軒」
「一文字軒」と同様に、職人さんが一枚ずつ擦り合わせを必要とする高級品です。
個人的には一番好きなんですけどね。


また、「万十軒」「粒入万十軒」「紋入万十軒」「ベタ万十軒」には、弊社オリジナル
「水切り付軒先瓦」仕様になっています。
瓦の裏面に雨水を効果的に水切りする凸凹を設け、雨量が多い時の屋根下地との間に吹き込む雨水を阻止する機能です。
何と!この機能で特許取得済!
キーワードは「小さな技で大きな安心」
施工後は見えませんが、日々改良していかなければいけませんね。

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