2017年1月20日金曜日

雪止瓦

今日は二十四節気の第24「大寒」

暦通り、比較的温暖な淡路島でも、今夜の天気予報は雪マークが!

屋根に雪が積もると様々な弊害があります。

そこで登場するのが「雪止瓦」




輪っかの部分が、積もった雪が一気に滑り落ちないようにします。

何故滑り落ちないようにする必要があるのか???

雪の重さはかなりのもので、積もった雪が一気に滑り落ちれば、雨樋や下のカーポート、植木などを破損する可能性があるからです。



もちろん、平板瓦にも雪止瓦があります。

ちょっと調べてみると、豪雪地帯では雪止瓦を付けないそうです。

理由は、雪下ろしの時にスコップが当たって邪魔になるからだそうです。(なるほど!)

雪がほとんど積もらない淡路島では、雪止瓦を設置しません。

しかし、番外編!


入母屋屋根などの下り棟の鬼瓦を留め付けるのに雪止瓦を使用します。

施工後見えませんが、ちょっとした工夫です。

全国的に雪が降る模様。

スリップ事故など起こさないよう、十分安全運転に心掛けてくださいね。

次の二十四節気は「立春」

早く暖かくなってほしいですね。


0 件のコメント:

コメントを投稿