縋るとは、軒部がカギの手になっている部分のことで、左袖から万十軒になる部分は、万十軒の下部を加工しています。
また、この部分は、瓦の登り寸法(縦寸法)で割付しないと、見栄えが悪くなりますので、事前の打合せが重要です。
この物件は、本葺き瓦から和型への葺き替えですので、垂木と野地板を新調する際に、大工さんと打合せをし、瓦が美しく納まるようにしていただきました。
使用材料は天候の悪化、夜露などに考慮してブルーシートで養生し、瓦に汚れが付かないように一手間掛けています。
一手間かかりますが、現場が綺麗だと気持ちいいですね。
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