淡路瓦 昭和窯業のスタッフブログ
淡路島の大地の恵み、1961年設立の淡路瓦製造メーカーです。
2015年12月10日木曜日
安定駒
現在進行中の改修物件ですが、雨模様の天気予報も何とか小雨で済みました。
昔は、瓦の下に「葺き土」を置いて施工する「土葺き工法」が主流でしたが、阪神淡路大震災以降は、瓦桟(瓦を引掛ける木材)に瓦を引掛け、ステンレスの釘で留め付ける「引掛け桟工法」が主流です。
そこで威力を発揮するのが上記の「安定駒」
これがあることにより、瓦のぐらつきを防止します。
また、他の屋根材とは違い、和瓦の場合、野地板と瓦との間に隙間があり、通気口の役目を果たし、夏の暑さ、冬の寒さも低減できます。
見た目の新しさはありませんが、機能性は結構進化しているのですよ!
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