2015年12月29日火曜日

今年も大変お世話になりました。

本日で本年の仕事納めとなりました。




写真は、今年の4月に開庁した「南あわじ市役所」です。

本年はお得意先様、ブログをご覧いただきました皆様には大変ご愛顧いただき、この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。

来年も出来るだけ「瓦の良さ」を分かりやすく発信していきますので、ご覧いただければ幸いです。

それでは、皆様良いお年をお迎えください。

年明けの仕事始めは、平成28年1月6日(水)からとなっておりますので、ご了解の程宜しくお願い申し上げます。

2015年12月26日土曜日

今年もあと僅か

今年も残すところあと僅かになりました。

今日も、いつも配送でお世話になっているマルショウ運輸様のトラックが、弊社に何台か来てくれました。


スウェーデン産のスカニアのトレーラー。
なんばん漆喰を積んで来てくれました。
日本ではあまり見かけない車種で、いつ見てもカッコイイです!


こちらは国産のUD社の25トン車。
いつもピカピカに洗車して、荷物の引き立ちますね。
今日は、弊社の営業所向けの荷物を積んでいただきました。

ドライバーの皆さん、年末年始交通量が多くなりますので、いつも以上の安全運転でお願いしますね。

2015年12月24日木曜日

改修工事進行中

現在年内完成に向け、改修工事が急ピッチで進行中です。


先日終了した大屋根に続き、下屋を本日から開始しました。


今日はクリスマスイブ。
クリスマスとは思えないくらいの気温で、体を動かすと汗が噴き出るくらいでした。

寒暖の変化が激しいですが、体調管理に気を付けて、皆様良いクリスマスをお過ごしくださいませ(^^)



2015年12月21日月曜日

スーパートライ タイプⅠ

㈱鶴弥さんのスーパートライタイプⅠで施工した新築物件が完成しました。





袖瓦は、鶴弥さんオリジナルの「トライRS袖」(特許取得済)
側面に設けた雨受部(レインキャッチャー)により、外壁や基礎の水はね汚れなどの原因である、袖瓦からの雨だれを防止します。



桟瓦はステンビス留めをし、棟瓦を留め付ける棟木は人工木を使用。


棟瓦内部は、漆喰を使用せず「乾式工法」で行い、軽量化、耐久性もバッチリです。


完成

時代の流れで仕方ありませんが、地元淡路島の約10区画の分譲地で「いぶし瓦」はゼロ。
新生屋根材はほとんどなく、粘土瓦(平板、S系)を採用してくれているだけ有難いかな?


2015年12月18日金曜日

家紋入り鬼瓦

現在、家紋入りの鬼瓦(御所鬼)を作成中です。


発注元に確認の為、接着する前に写真を撮り、メールで送り最終確認をしていただきました。

一昔前だと大変な作業も、メール、デジカメ、スマホなどの普及により、遠方のお得意先様との打合せもスムーズにはかどり便利になりました。



2015年12月17日木曜日

年末年始休日のお知らせ

弊社では、何かとご迷惑をお掛けしますが、年末年始の休日は下記の通り取らせていただきます。

平成27年12月30日(水)~平成28年1月5日(火)

なお、協力業者様の中には長期休暇をとるところもありますので、事前発注のご協力の程、宜しくお願い申し上げます。




お得意様には順次各担当者が、古典的ですが来年の日めくりカレンダーを配布しております。

今年もあと約二週間。
今日から寒くなるとの事、体調管理に気を付けて頑張りましょう!

2015年12月16日水曜日

かわらやさん

粘土体験、ゴールデンポアポーク(猪豚)を瓦の上で焼くかわらやさんですが、新調したプラチナルームに先日初めて伺いました。


炭火で瓦を置き焼くことで、遠赤外線の効果で食材が美味しく焼けます。


流石、アイデアマンのオーナー、壁に瓦製の時計。




屋根は80判(小瓦)を葺き、野地板をなくし、瓦の構造が分かりやすく見せる工夫をしています。



瓦が余分な油分を吸ってくれて、ひつこくなく、ちょっとオーバーですが、いくらでも食べられます。

忘年会、新年会、また冬休みのご旅行に、是非、他では味わえない瓦づくしの「かわらや」さんへ!

2015年12月14日月曜日

某様邸改修工事完工

先日来より行っていた某様邸改修工事の一期工事が完工しました。


棟部: のし5段+垂紐付付丸伏せ(棟メンド使用) 鬼瓦は福林7寸又


袖部: 普通袖
やはり、改修時に破風板を新調すると見違えます。


軒部: 台付万十軒(水切り機能付 特許取得済)


全景

また来年二月ごろには、写真左側の裏座敷の葺き替え工事でお世話になります。





REFORM展

先週末、同級生が経営している船越工務店㈱のREFORM展にお邪魔しました。








既製品ではなく、大工さんの手作りのキッチン、家具などが木の温もりが感じられいい感じです。


従来の天井をなくし、梁を見せることで開放感があり、これまたいい感じです。


今回は、瓦屋根の状態がまだまだよいので、残念ながら葺き替えにはなりませんでしたが、スロープと玄関に黒陶タイルを使用していただきました。


黒陶タイルは㈱ミハラ製で、淡路砂利の洗い出しとのコラボレーション、これまたいい感じです。

淡路島でリフォームを検討されている方は(もちろん新築も)、是非、船越工務店までお問合せ下さい。



2015年12月12日土曜日

縋る(すがる)部の瓦加工

現在進行中の某様邸改修工事ですが、縋る(すがる)部分は一手間かけて瓦を納めています。


縋るとは、軒部がカギの手になっている部分のことで、左袖から万十軒になる部分は、万十軒の下部を加工しています。
また、この部分は、瓦の登り寸法(縦寸法)で割付しないと、見栄えが悪くなりますので、事前の打合せが重要です。
この物件は、本葺き瓦から和型への葺き替えですので、垂木と野地板を新調する際に、大工さんと打合せをし、瓦が美しく納まるようにしていただきました。



使用材料は天候の悪化、夜露などに考慮してブルーシートで養生し、瓦に汚れが付かないように一手間掛けています。
一手間かかりますが、現場が綺麗だと気持ちいいですね。

2015年12月10日木曜日

安定駒

現在進行中の改修物件ですが、雨模様の天気予報も何とか小雨で済みました。


昔は、瓦の下に「葺き土」を置いて施工する「土葺き工法」が主流でしたが、阪神淡路大震災以降は、瓦桟(瓦を引掛ける木材)に瓦を引掛け、ステンレスの釘で留め付ける「引掛け桟工法」が主流です。
そこで威力を発揮するのが上記の「安定駒」
これがあることにより、瓦のぐらつきを防止します。


また、他の屋根材とは違い、和瓦の場合、野地板と瓦との間に隙間があり、通気口の役目を果たし、夏の暑さ、冬の寒さも低減できます。

見た目の新しさはありませんが、機能性は結構進化しているのですよ!

2015年12月9日水曜日

一輪車&手運び

明日から開始予定の、某様邸改修工事ですが、中々手ごわい現場です。




施工する屋根は、母屋の裏側の、蔵と裏座敷。
まずは、通り門から一輪車で、母屋の入り口まで。


そこからは母屋を通り、空き地まで手運びで!


何とか、明日の使用数量を運び終えました。

有難いことに、こちらの施主様は、数年前太陽光発電設置でお世話になり、今回また葺き替え工事でお世話になります。

搬入は困難でしたが、瓦を採用していただいたことに感謝し、作業を行いたいと思います。

2015年12月7日月曜日

袖丸瓦

袖丸瓦とは、社寺仏閣などの箕甲の横方向の勾配の落差を調整するための瓦のことで、素丸瓦の右側又は左側に垂れが付いているもののことを言い、垂れの寸法は箕甲の落ちの寸法で決まります。(※参考文献 甍技塾発行 瓦施工書より)
施工時は、一枚ずつ合端(あいば)をし、高度な技能が求められます。
弊社では、3寸、5寸、8寸の3種類を製造しています。

※合端・・・瓦と瓦の接合点を鏨(たがね)や電動切断機等で、隙間なく合わせる作業のこと。




施工時も大変ですが、運搬時にも細心の注意が必要です。



先程、明日積み込み物件の「袖丸瓦」を、運送会社様が細心の注意を払い、真心梱包をしていますした。

改めて、屋根瓦は、葺き手(施工業者様)、運び手(運送業者様)、作り手(製造者)が一体となり、築き上げるものであると再認識しました。

2015年11月20日金曜日

ジャパンホーム&ビルディングショー2015②

今日までの三日間、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンホーム&ビルディングショー2015」に大勢の方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。




今回、ブースデザインを新調しましたが、概ね評判も良く、


瓦ブロック、敷瓦などの景観材も多くの方々にご覧いただけました。



ブースの場所が良かったせいか、一時はスタッフが全て対応できないくらいでした。


個人的には、木で作った商品名の入ったキャプションがお気に入り(笑)

また、来年の3月に開催される「建築建材展」にも、淡路瓦工業組合として参加しますので、是非、ご来場お待ちしています。

2015年11月6日金曜日

ジャパンホーム&ビルディングショー2015

標記展示会が、いよいよ再来週に近づいてきました。
弊社も、淡路瓦工業組合のメンバーとして参加します。



今年は、展示架台を一新し、展示会に臨みます。

是非、お時間のある方々は、ご来場ください。

会場 : 東京ビッグサイト 東ホール 小間番号 4N-103
会期 : 平成27年11月18日(水)~20日(金)
時間 : 10:00~17:00


2015年11月2日月曜日

鬼瓦の焼き直し

今日は、お寺の改修工事に伴う鬼瓦の焼き直しの依頼があり、営業所から瓦が届きました。



清掃し、傷んでいる箇所は修理し、焼き直すことで、これから数十年、また今まで鎮座していた屋根に戻ります。
このように、愛着のある鬼瓦を使い続けることもできる良さがある「いぶし瓦」
他の屋根材では、このような風情は醸し出せません!