耐震シュミレーションソフト「wallstat」を開発された、国総研(国土交通省国土技術政策総合研究所)の中川先生をお招きし、天候の悪い中、瓦業界、設計士関係者、行政関係者など、多数の方々に参加いただきました。
私は、瓦組合PR委員の一員で裏方仕事。
担当は何と!人生初の照明係(笑)
沢山レバーがありますが、一つを上げ下げするだけだったのですが、、、。
「wallatat」の特長は、
①建物が倒壊するまでを追跡する数値解析
このソフトは何と!フリーソフトでダウンロード可
②木造住宅が地震時に損傷し、完全に倒壊するまでをシュミレーション可能
③振動台実験との比較・検証により精度の検証
なかなか建築の専門家でないと難しい話もありましたが、簡単に言うと
新耐震基準法以前(1981年以前)の物件は、屋根材を軽量化すれば一定の効果はあるが、柱・壁等の補強計画を伴わない改修では、十分な耐震性を確保できないのです。
「重い瓦を軽い屋根材に替えれば地震が来ても大丈夫ですよ」
と言って、リフォームの勧誘をする業者が多数いると聞きますが、それだけではダメなのです。
まず、しっかりと耐震診断をすれば、現状の重い屋根でも大丈夫な可能性が高いのです。
予算をかけて軽い屋根材に替えても、大地震が来て倒壊する場合があるってことを多くの方々に知っていただければ幸いです。
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