2021年7月1日木曜日

修繕工事

 7月に入り、早いもので今年も半分終わりました。

梅雨も末期になり、今日は各地で大雨が降っているようです。

大雨が降れば、古いお宅の雨漏り修繕依頼が増えてきます。

昨日は梅雨前から依頼を受けていた物件の修繕工事を、梅雨の晴れ間を選んで行いました。

「瓦がズレている」との連絡をいただき現地調査に伺うと、確かにズレており、かなり前からズレていた感じでした。
屋根に上ったので、全体の状況調査を行うと、

「谷板(銅板)」の劣化が進んでおり、軒先の方で小さな穴が空いており、野地板が少し腐食していました。
壁より外の部分で家の中に雨漏りはしていなかったので、お施主様は気付かなかったのでしょう。
銅板は酸性雨等の影響で劣化しやすく、今回事情をお話すると新規入替となりました。

しかし、この作業は結構大変。
棟瓦を含む周辺の瓦を一旦撤去し、防水シートを貼り、新規ガルバリウム鋼板の谷板を設置し、瓦を葺き戻します。

【完成】
これで梅雨末期、秋の台風シーズンも大丈夫!
屋根、壁は風雨にさらされ、条件が厳しいところ。
定期的な点検、メンテナンスを行うことにより長持ちさせることが出来ます。
しかし!決して自分では上らないでくださいね。


0 件のコメント:

コメントを投稿