2019年8月29日木曜日

一文字軒瓦の合端

一文字軒という軒瓦は通常の軒瓦と違い、合端(あいば)と言って一枚ずつ擦り合わせをしなければなりません。



桟瓦の寸法を確認し、元々少し大きく作っている一文字軒を「曲矩(くせがね)」という屋根施工工事用計測器を使用し、「けがき」といって切り出し位置の線を引きます。






切り出し線に従って電動工具(グラインダー)で切っていきます。


 微調整を行い、最終的には「ダイヤモンドシェーバー」を使用し、切り口を綺麗にします。


下準備完成!
写真ではサイズ感が分かりませんが、今回の瓦は通常品よりかなり小さな「小瓦」と呼ばれる瓦で、近日中に「門改修工事」に使用します。

同じ瓦でも用途によりサイズが豊富なところも「瓦の良さ」なのです。



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