先日上棟した物件の瓦工事が順調に進んでいます。
使用瓦は「いぶし瓦」
残念なことに、瓦の産地の淡路島でも、新築で「いぶし瓦」は少なくなりました。
防水シートのルーフィングは遮熱タイプ。
初期コストはかかりますが、輻射熱を抑え、小屋裏の温度上昇を抑える効果があり、結果的に冷房費の削減につながります。
袖瓦はお任せだったので、「流美袖(りゅうびそで)」をチョイス。
重なり部分がなだらかで、シンプルな印象を与えてくれる袖瓦。個人的に一押しの瓦です。
また、大工さんが瓦の割付通りに野地をピタッと仕上げてくれたので、気持ち悪いくらい(笑)横割が綺麗に収まりました。
中々ここまで仕上げてくれる大工さんは珍しいので、ホントに感謝です。
棟部は、強固な粘着性を保てる南蛮漆喰と、「のし瓦」は銅線で留め付け、万が一の災害に備えます。
物件の周辺は田んぼが広がる地域。「日本の原風景」である「いぶし瓦」を採用してくれたことに感謝し、残りの作業を仕上げたいと思います。
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