塀に使用される瓦は様々な形状がありますが、最高級の塀瓦と呼ばれる「目板」
今日は打合せを兼ね、目板を製造している窯元さんに伺いました。
とても美しいですね。
一文字軒と同じで、重なり部分は合端(あいば)と言って、職人さんが一枚ずつ擦り合わせて施工し、瓦が長いので反り、むくりが多少あるため選別しながら施工する、職人さんにとっても最難関で、腕の見せ所を一番発揮できる瓦です。
棟瓦の「のし瓦」も「目地積み」「浮かし積み」などと言って瓦と瓦との間に隙間をつける工法で、瓦マニアにはよだれが出る塀です。
端部の破風も専用の豪華な仕様。
昨今このような塀は少なくなりましたが、製造、施工両方の技能が発揮できる匠の技。
いつもでも残したいものです。
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