地場産業である「淡路瓦」のPRの一環として毎年行っている地元西淡中学校の「卒業記念鬼瓦づくり体験」
投稿が遅くなりましたが、先月末、淡路瓦工業組合のメンバーの一員として参加しました。
記念すべき第10回の今回。
一時間目は音楽室で、瓦の歴史、現在の状況、新しい取り組みなど、出来るだけ中学生に伝わるようお話をさせていただきました。
二時間目からは各教室に移動し、あらかじめ用意したデザイン画をもとに、鬼瓦づくりがスタート。
今年も力作が揃いました。
それぞれが協力しながら和気あいあいと作業する風景を見ていると、当日は寒い日でしたが、心がほっこりとするひと時でした。
しかし生徒数は年々減少し、今年は2クラスで60数名。
早い子ならクラブ活動などの関係で高校から島外の学校へ行き、多くの子は地元高校卒業後、進学、就職で淡路島を離れます。
若いうちは、色んな所に行き、目で見て肌に触れ、様々な経験をするべきです。
でも一旦地元を離れてしまえば、中々帰って来てくれません。
我々の世代が魅力ある淡路島にし、数年、数十年後には生まれ故郷の淡路島に少しでも多くの子が帰って来てくれるようにしなければなりません。
その中から、一人でも淡路瓦に関係する仕事に就いてくれたら嬉しいですね。
今回の作品は、丁寧に乾燥し焼き上げ、卒業前の3月上旬にお届けしますので待っててくださいね。
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