地場産業である「淡路瓦」のPRの一環として毎年行っている、地元西淡中学校の「卒業記念鬼瓦づくり体験」
第9回目の今日、淡路瓦工業組合のメンバーの一員として参加しました。
一時間目は、瓦の歴史、現在の状況、新しい取り組みなど、出来るだけ中学生に分かりやすいように努め、話をさせていただきました。
二時間目からは、あらかじめ用意したデザイン画をもとに、鬼瓦づくりがスタート。
みんな真剣に作業してくれたので、予定時間より余裕をもって終了し、
地場産業である「淡路瓦」のPRの一環として毎年行っている、地元西淡中学校の「卒業記念鬼瓦づくり体験」
第9回目の今日、淡路瓦工業組合のメンバーの一員として参加しました。
一時間目は、瓦の歴史、現在の状況、新しい取り組みなど、出来るだけ中学生に分かりやすいように努め、話をさせていただきました。
二時間目からは、あらかじめ用意したデザイン画をもとに、鬼瓦づくりがスタート。
みんな真剣に作業してくれたので、予定時間より余裕をもって終了し、
約6,500人の尊い命を奪った「阪神淡路大震災」から、明日で28年。
東日本大震災が発生するまでは、戦後最大の自然災害でした。
私は当時、大分県に赴任中で、震度3の地震で目が覚め、当時はネット環境がなかったのでテレビを付けたら「淡路島震源の巨大な地震が発生しました」との第一報。
すぐ自宅に電話したら、幸いにも庭の灯篭が倒れたくらいの被害。
その後会社の状況が心配で、何度も電話しましたが何時間も不通で、細かな状況が分かったのは翌日だったと記憶しています。
幸いにも社員に人的被害はなく、当時24時間焼成のトンネル窯も、正月休みのメンテナンスの火止め中で、最悪の事態は免れました。
(その後、設備、在庫品の破損等で約1億円の被害はありましたが)
しかし、一番被害があったのが、「瓦屋根が重いから倒壊した!」との風評被害による瓦の出荷量の低迷。
そのイメージは払拭されることなく、残念ながら粘土瓦の出荷量は右肩下がりが続いています。
震災数年後には、瓦をステンレス釘等で全数留め付けする、「ガイドライン工法」が作成されましたましたが、ようやく昨年の1月1日より、新築のみですが、全数留め付けを講じる必要がある建築基準法に改正されました。(改修は現在努力義務)