2016年2月27日土曜日

かわらや大阪1号店

いぶし瓦の上で、あわじ猪豚(ゴールデン・ボアポーク)を焼く「かわらや」さんが、来月中旬大阪に進出します!


猪豚は、いぶし瓦で焼くことにより、甘くてあっさりしており、臭みもなくまろやかな味になります。


ど~ん!大阪1号店の外観
飲食店が星の数ほどある大阪市でも、このような外観はないのではないでしょうか?




本店同様、内部にもいぶし瓦と竹を組合わせ、オリジナリティ溢れた店舗になっています。


3月中旬オープン。
是非、大阪で本場の「かわら焼き」を!

住所 大阪市中央区宗右衛門町2-26
電話 06-6212-5773
時間 18:00~LAST

2016年2月26日金曜日

ユニック車のお話

淡路島では現場入れの場合、まだまだ「バラおろし」が多いのですが、ユニック車の入る現場だと随分楽に配送できます。


今日は近々、ラフタークレーンで荷揚げする現場にユニック車で搬入。
通常3段積みのパレットを2段積みにして、少しでも遠くに吊れるようにしました。


クレーン作業時大活躍するのが「パレットハンガー」
フォークリフトの爪のようにパレットに差し込んで荷役でき、微妙なバランスをとってくれる優れものです。



もちろん作業者は免許保有者。
クレーンは車のように、大きさによって免許の種類が違いますが、玉掛(荷物をクレーンに掛ける作業)は一種類のみで、これを持っていたら数十トンの荷物でも作業できるのですよ。

2016年2月25日木曜日

トレーラーのお話

瓦の製造及び販売するに当たり、欠かすことのできない輸送手段であるトラック。

今日は愛知県の三州のメーカー様から、いつもお世話になっているマルショウ運輸様のトレーラーが3台まとめて瓦を積んできてくれました。




トラックに興味のある方は知っていますが、トレーラーはバックする時に普通車と違い、反対にハンドルを切るのです!
左にバックする時は右に。
ドライバーさんは職業と言え、軽やかにバックする光景を見ると、いつもカッコイイなぁ~と思います。
また昔と違い、台車(荷物を積む所)がエアーサスペンションと言って、荷物が割れにくい構造になっています。
瓦をお得意様まで、安全に届けてくれるのは、このような運送会社様、ドライバー様のお蔭ですね。
それでは、明日からもご安全に!

2016年2月24日水曜日

いぶしギャラリー瓦廊

先日、九州からお得意先様が来社していただき、弊社は勿論のこと、淡路の各窯元にご案内しました。





いぶしギャラリーを常設している「㈱タツミ」様では、いぶし瓦で出来た表札、花器、置物など熱心に見学していただきました。


個人的に気になったのがこれ!

新商品開発事業「淡路島ならではの付加価値商品開発」で完成した「まちまち瓦」
「つるつる」と「しましま」をランダムに組合せで葺ける瓦。
デザインもいいですが、ネーミングがチャーミングですね。

屋根に使用するには、防水性など課題がありますが、早く商品化できればいいですね。

2016年2月22日月曜日

雨漏り点検

今日は、雨漏りの点検に行ってきました。



谷板を銅板で使用していた、築年数の古い物件に圧倒的に多い現象。
何カ所か穴が開いていました。

全面的に入れ替えとなると、のし瓦(棟部)も一旦撤去して積み直しになりますので、手間暇がかかりますが、中途半端だとお互い後々困るので、全面的な入れ替えを提案させていただきました。

さて、頑張って見積りします。

2016年2月19日金曜日

2016年2月18日木曜日

瓦と桜

まだまだ寒い日が続きますが、日中は日差しがあれば暖かく感じられる日も多くなり、春はもうすぐって感じですね。

一足早く春を感じていただこうと思い、桜といぶし瓦の写真をどうぞ!


 洲本城(洲本市)




静の里公園(淡路市)


今年も桜が咲けば、もっといい写真を撮りに行きたいですね。

2016年2月17日水曜日

カバー工法

先日来より取り掛かっていた、平板瓦の工事が完成しました。



「シングル」と呼ばれている屋根材の劣化が進んでいたので、撤去せず、構造用合板を打ちつけて、その上に瓦を施工しました。


通常の瓦は屋根勾配4寸以上必要なのですが、今回の屋根は2.5寸勾配だったので、三州瓦マルスギ㈱様の緩勾配対応瓦「イーグルロアール」を採用していただきました。




先日、淡路島では珍しく雪が降り、屋根の上の雪がなかなか溶けないなどのトラブルもありましたが、何とか無事に終了しました。


この物件は、旧保育園。
耐久性抜群の粘土瓦なので、長年に渡り使用していく上で、ほぼメンテナンスフリーという特性を活かし、これから地域住民の憩いの場として活用されていきます。

2016年2月15日月曜日

プロポーズ瓦コンテスト

昨日は、バレンタインデー。
最近は、内容もちょっと様変わりしてきたようですが・・・。



淡路島の景勝地「慶野松原」には、散策路「プロポーズ街道」があり、島の伝統産業をPRしようと、淡路島観光協会主催の、今回で19回目の「プロポーズ瓦コンテスト」が先日開催されました。

淡路島特産のいぶし瓦に恋人へのメッセージを刻む取り組みで、【瓦(かわら)ぬ愛】を表現した作品が、これまで962作品飾られています。

今回は2015年度に完成した25枚のうち、作者がエントリーを希望した21作品が審査の対象で、4作品が優秀賞に選ばれ、淡路島の名産「3年とらふぐ」が贈呈されました。

これからプロポーズを予定されている方は、【瓦(かわら)ぬ愛】で表現してみてはいかがですか?

新聞掲載→毎日新聞

プロポーズ瓦のお申込み→国民宿舎 慶野松原荘

※恋人限定ではなく、ご夫婦、ご家族でもOKですよ。

2016年2月13日土曜日

鴟尾(しび)

鴟尾(しび)とは、棟の両端に据える棟装飾瓦の一種で、飛鳥・奈良時代の寺院に使用された瓦のことをいい、日本に瓦が渡来したときからある瓦であり、装飾瓦の原点と思われるものであります。


東大寺大仏殿の鴟尾(金色の部分)が有名です。


今回、久しぶりにお得意先様から、鴟尾のご注文をいただきました。
※写真は、窯元から以前作製した写真をいただきました。

4月着工予定の物件に使用しますので、出来上がったらこの目で見学に行きたいです。

2016年2月11日木曜日

JIS(日本工業規格)

工業製品である粘土瓦には、日本工業規格(JIS)が定められています。




JISマーク表示制度とは、工業標準化法大9条、第20条等に基づき、国に登録された機関(登録認証機関)から認証を受けた事業者(認証製造業者等)が、認証を受けた製品またはその包装等にJISマークを表示することができる制度のことをいい、製品のサンプリングによる製品試験と品質管理体制を審査することによって、認証製造業者等から出荷される個々の製品の品質を保証する第三者認証制度です。
※日本工業標準調査会「JISマーク表示制度」より抜粋

長くて難しかったですね。

【製法による区分】
(1)ゆう薬がわら
(2)いぶしがわら
(3)無ゆうがわら

【寸法による区分】
(1)J形 49A・49B・53A・53B・56・60
(2)S形 49A・49B
(3)F形 40

J形の場合、全国的に現在主流なのが「53A」です。

【品質】
(1)曲げ破壊荷重 1500N以上(桟瓦)
(2)吸水率      ゆう薬がわら 12%以下
             いぶしがわら 15%以下
             無ゆうがわら 12%以下

その他、形状及び寸法、試験方法等事細かく規定があり、その条件に合格した製造業者が認定を受けます。


弊社も「JIS」の認定を受けていて、桟瓦の右上に「JISマーク」の刻印を打っています。
※JISマークの下の「TC」は、認定機関の略号です。

また、公共物件などに使用していただいた場合、上記の認定書の提出が求められることが多いので、対応できるように準備しています。



2016年2月10日水曜日

「MY COLOR KAWARA」

先日、三州瓦の㈱鶴弥さんが、カラーオーダーシステム「MY COLOR KAWARA」を発売しました。



お客様のご要望に応じた自由なカラーを案件ごとにご対応させていただくサービスです。

カタログに記載していない色と製品の組合せを選択いただくパターンと、オリジナルの色を新たにつくるパターンの2パターンをご用意しています。

※対応についてのご注意 
個別生産になりますので、ご注文ごとのお見積りとなります。
また、色の再現は難しい場合があります。

詳しくは㈱鶴弥さんのホームページでご確認ください。→MY COLOR KAWARA

2016年2月9日火曜日

フォークリフト

瓦造り、瓦の出荷に無くてはならないのが「フォークリフト」



昔は無かったのですが、近年「サイドシフト」③付きが主流です。

パレットを重ねる時や、トラックに積み込む際非常に便利です。

でも、これに慣れてしまうと、無いリフトに乗った時スムーズにいかない時があります。

何でも便利なものが出来ると、技術が衰退しますね。


当然、運転時は免許保持者が必須です!


2016年2月8日月曜日

谷板修理工事

今日は、雨漏りの一番の原因である「谷板」の取り替え作業の下準備でした。




合計6カ所の瓦を取り外し、板金屋さんに「谷板」を新調してもらってから、再度葺き直します。

谷は雨が集まるところですし、最近天候が不順なため、不意の雨にも大丈夫なように、シートでしっかり養生しました。

粘土瓦の良さは色々ありますが、何と言っても長年たっても修理できる「互換性」
こちらで使用している瓦の窯元は随分前に廃業していますが、同じ寸法の瓦があるので破損している箇所も差し替え可能です。

何度も紹介していますが、新築される際は、後々のメンテナンスも考慮に入れて外装材をチョイスすると、いつまでも家が長持ちしますよ。

2016年2月6日土曜日

元気な商店街づくり事業②

淡路島の洲本市が行っている「元気な商店街づくり事業」の一環で、某洋服店の改修工事に、いぶし瓦を使っていただきました。


ベタ万十軒(このアングルでは全く見えませんが…)と切落防災瓦使用。



メンド瓦も職人さんのアイデアでビス留めに。




素丸瓦も芯木にビス留めのオール乾式工法。

ほぼ垂直の野地で、もし瓦が落下したら大変なことになるので、留め付けには十分な配慮を施しました。

当然、足場とシートがあるため全容は撮影不可なので、完成後に改めて!

2016年2月5日金曜日

建築建材展2016

今年も、淡路瓦工業組合が出展する建築建材展2016が、約一か月後に迫ってきました。



※写真は昨年のブースです。

今年は昨年秋に開催された「ジャパンホームビルディングショー2015」で好評だった展示ブースに少し改良を加えて出展します。

開催要項は下記の通りですので、お時間のある方は是非「淡路瓦」のブースにお立ち寄りください。

開催日時:平成28年3月8日(火)~11日(金)
開催時間:10:00~17:00(最終日は16:30まで)
開催場所:東京ビッグサイト
主催:   日本経済新聞社


2016年2月4日木曜日

元気な商店街づくり事業

淡路島の洲本市では、商店街のイメージアップを高めるため、各店舗の統一的な外観の整備改修を行う「元気な商店街づくり事業」という補助制度があります。





統一的な外観ということで、いぶし瓦を使っていただき、本当にありがたいことです。

お洒落な飲食店もぞくぞくオープンしていますので、是非行ってみてください。

詳しくは→

2016年2月3日水曜日

いぶし瓦の銀さん『節分プロジェクト』

今日は節分。
今夜は恵方巻きを食べられる方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私はお昼にいただきました(^^)

淡路島では南あわじ市商工会青年部主導のもと、いぶし瓦をモチーフにした「いぶし瓦の銀さん」が各イベントなどに大活躍しています。
※銀さんいつもご苦労様m(__)m

そこで、『銀さんの節分プロジェクト』で、「豆まき編」と「カワラダンス編」がユーチューブに公開されていますので、是非ご覧ください!

「豆まき編」

「カワラダンス編」

日本人なら瓦屋根の唄をバックに、可愛い園児たちが踊っています!

※撮影は昨年分です。


2016年2月2日火曜日

源八いらかの出荷

ありがたいことに、ここ数日、本葺き一体瓦「源八いらか」の出荷が続いています。
一体型という形状と、破損を考慮した梱包のため、1パレットに180枚しか載りません。
和型の桟瓦は432枚なので、半分以下しか載らないのがネックです。
実は、今までブログの投稿はパソコンからしていたのですが、今回スマホから初投稿!
慣れたら出先からもアップ出来ますね。